冬物から春物へ、そして「愛を呼ぶ春」
【 通算518号 】
2017年02月22日(水)
2月も後半です。
長期予報に寄れば、三寒四温で春に向かうとのこと。
関東地方では既に「春一番」が吹き、春二番、春三番まで吹きそうな荒れた天気の日もあれば、5月頃の高温の日もあり、服装の対応が忙しいですね。
普段は朝に家を出て、夕方に会社から帰る毎日ですので、認知症の両親と顔を合わせる時間はほんの数時間しかありません。それも、食事の面倒や入浴の世話などで終わってしまうので、ゆっくりと話す時間も余りありませんから、週末は彼らと一緒に過ごす時間を出来るだけ長く取ろうと努力しています。
そんな心掛けでいると、2月のポカポカ陽気はとても有難く、午後3時ごろに日陰となる山間部の我が家では、陽が陰るギリギリまで、縁側で日向ぼっこをします。そこで何をするかと言えば、両親のリクエストに応じて、スマホを使ってYoutubeからの演歌や歌謡曲を聴かせたり、母が書き溜めた日記をめくって、数年前の今頃の出来事を読んで聞かせたりするのです。
既に判断力が鈍って、忘却の激しい両親ですので、自分たちが元気な頃の出来事を読み聞かせると、子供のように驚き、喜ぶのです。既に90歳に近い二人です。認知症が進めば、自分の存在さえ認識出来なくなるであろうことは予想が容易ですので、残された時間を大切にしたいと考えています。
そんな日々を過ごしていますので、特に目新しい出来事や感動というものが少なくなっている自分に気が付きます。そんな中、勤務先がある栃木市のリサイクルショップで100円セールをやっていました。
古着専門のこの店では、冬物から春物への切り替えのために、冬物を100円で売りつくそうという試みだそうで、店内のほぼ全てが100円となると、好きな柄物や未使用品といった掘り出し物を探すのが楽しいものです。

女房が4着ほど買いましたが、太りぎみの彼女ですのに試着もせずに買ってしまう。そこは100円セールの醍醐味ですね。それでいて、その太い体でも結構収まってしまう。不思議なものです。
さて、真理さんの作品のご紹介です。
毎年、この季節にはこの作品を採り上げるようにしていますので、皆さま既に耳慣れされているかもしれません。
「愛を呼ぶ春」
ですね。
2011年のスリーピーのアレンジで、ワンコーラスですが、お楽しみ下さい。
作詞:なかにし礼
作曲・編曲:鈴木邦彦
明るい陽射しの中を
あなたと私が馳ける
二人の季節が開く
愛を呼ぶ春
道の小さな花を摘んで
青い空の雲を追うの
あなたの白い歯を見るたび
いつも私は 胸はずませながら
若い命を 唄うのよ
小川の冷たい水に
二人の素足をつける
木陰でヒバリも遊ぶ
愛を呼ぶ春
広い野原を走る風に
一つ夢をのせてみるの
あなたの手のひらに頬寄せ
いつも私は 可憐な花のように
若い命を 唄うのよ
道の小さな花を摘んで
青い空の雲を追うの
あなたの白い歯を見るたび
いつも私は 胸はずませながら
若い命を 唄うのよ
[愛を呼ぶ春]
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そして「天地真理ミュージック・コレクション」の再放送です。
今回は2014年9月6日に、FM軽井沢で放送された第102回目の放送。
それではお楽しみ下さい。
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