さよならは心をこめて




3月21日、本日のお題は、さよならは心をこめて




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1973年12月5日発売のアルバム『空いっぱいの幸せ』について、ご紹介しています。



真理さんの7枚目のアルバム空いっぱいの幸せの表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

空いっぱいの幸せ



A面
1 空いっぱいの幸せ
2 銀座ひとりぼっち
3 愛と涙と約束と
4 愛を呼ぶ春
5 さよならは心をこめて
6 もの想う季節

B面
1 風にねがいごと
2 似顔絵
3 幸福(しあわせ)な時間
4 青春のうたごえ
5 あなたの故郷(ふるさと)
6 あなたが教えてくれた歌





本日のご紹介は、このアルバムのA面5番目の曲「さよならは心をこめて」です。

この曲は、プレミアムボックスのDISC6の5番に当たります。





ご紹介を前に『東北関東大震災』についての報道番組の中から、話題を一つご紹介しましょう。

「地震、かみなり、火事、おやじ」というように災害のトップに君臨するのが、地震です。振動による揺れで家屋の倒壊や路面への液状化という被害を受け、更には津波が海岸線に追い打ちを掛ける。そんな複合的な被害の惨状を伝える手紙やメールが、ラジオ番組の放送局へ送られて来ます。

今回の震災を隣の県から垣間見、また自分も地震の揺れに驚いて生まれて初めて、建物の外へ避難するという経験を経て、電気が絶たれた環境でのラジオ放送の力強さに驚きました。特に今回の震災では、直後の電話の不通のために、連絡を取る術を失い、せっかく津波から九死に一生を得たにもかかわらず、陸の孤島で孤立状態となった方々が非常に多かった。平常では力を振るう、インターネットや携帯電話という通信手段が何の役にも絶たない現実に、考えさせられました。映像を伴わずに人々に情報を伝える、それはまさにラジオの面目躍如な瞬間です。

そんなラジオ放送好きのスリーピーは、毎朝、通勤の車の中で大震災に寄せた手紙朗読を聴かせていただいております。朝の他愛のない出来事を知らせる、この種の手紙の朗読ですが、こと震災の話題となりますと、その臨場感たっぷりの内容に思わず目頭が熱くなってしまいます。ある朝などは、アナウンサーの方が思い余って鼻水をすすりながら、震災の惨状を伝える手紙を朗読する声を聞き「あっはっは、このアナウンサー、泣いてるよ」と大笑いする私は、同時に大粒の涙を浮かべて、前が見えなくなり、思わず急ブレーキを踏む、そんな大笑いの瞬間がありました。笑うに笑えない、笑い話です。




そんなおっちょこちょいなスリーピーが本日お届けしますのは、「さよならは心をこめて」。

この曲はしんみりした雰囲気の曲です。私が初めてこの曲を聴いた時の印象は、軽快な曲「愛を呼ぶ春」の直ぐ後で聴いたのもあって「暗い始まりの曲」、そんな印象でした。「この道が終るところで、この愛も消えてゆく」寂しい辛い曲、という先入感で満たされた私は、その後は聴きたくない、そんな感じを強く持ったものです。





作詞:山上路夫
作曲:森田公一
編曲:馬飼野俊一

この道が終るところで 
この愛も消えてゆくのね
さよならをあなたに告げて
あの道をひとりでゆくの
だけど私は 泣いたりしないわ
きれいな想い出 生きているのよ
愛をあなたは 教えてくれたの
心を込めて言うの 別れの言葉を

はじめての小さな別れ
はじめての私の愛を
青春のページの中で
ここだけがみず色になる
だけど私は 負けたりしないわ
かがやく若さが 私にあるの
愛をあなたは 教えてくれたの
心を込めて言うの 別れの言葉を






しかしながら、後半の歌詞「だけど私は泣いたりしないわ、負けたりしないわ」で始まる決意とも言える女性の気持ちと上り調子のメロディを聴いて、この曲は、理由は分からないながら男性に別れを告げた女性が、力強く旅立とうする明るい曲であることが分かりました。

作詞、作曲、編曲の先生方は、お馴染みの方々であり、最初に山上さんの詩ありきで、それに森田さんがメロディをお付けになり、馬飼野さんが曲として完成させる、という一連の流れを詩に流れる情景を最大限に引き出すべく取り組まれた結果と認識しています。



そんな先生方の作品を天地真理さんに歌っていただきましょう。

今回は「あなたを忘れない・追憶」という花言葉を持つ『シオン、紫苑、春紫苑』という花、別名「鬼の醜草」(おにのしこくさ)だけを採り上げます。ワンコーラスですがお楽しみ下さい。

[さよならは心をこめて]

 []


お聴きいただき、如何でしたでしょう?

寂しい、暗い曲と決めて掛かった当初の私は、最終的にはこの曲の力強さに負けました。「あなたを忘れない・追憶」という花言葉にあるように、別れを悲しむだけでは終らせない、成長した強さが印象に残る曲でした。

卒業、就職のシーズンであるこの3月に相応しい曲だと思います。真理さんの歌唱も「天地真理」らしさを感じさせる、そんな歌い方が随所に表れる曲でした。














次回は「もの想う季節」このブログの看板曲です。 私はこれまでの129回の記事の中で、一度もこの曲を題材にした記事を書いていません。採り上げたい、書きたい気持ちは山々でしたが、この時が来ることを楽しみに待っておりました。特別な特集を組んでみたい、今はそんな心境です。

どうぞ、気長にお待ち下さい !








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真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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