ロマンス




6月3日、本日のお題は、ロマンス




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1974年6月21日発売のアルバム『恋と海とTシャツと』について、ご紹介しています。



真理さんの8枚目のアルバム恋と海とTシャツとの表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

恋と海とTシャツと




A面
1 恋と海とTシャツと
2 素晴らしい青春
3 爽やかなあなた
4 恋の予感
5 花嫁の友だち
6 恋人たちの港

B面
1 ロマンス
2 サルビアの花
3 恋の風車
4 ある雨の日の情景
5 小さな日記
6 あなた





本日のご紹介は、このアルバムのB面の最初の曲である「ロマンス」です。

この曲は、プレミアムボックスのDISC6の19番に当たります。






今週から6月に入ります。衣替えも済み、暑さも徐々に強まっていくのかと期待しておりましたが、先週末に太平洋側を襲った台風2号の影響で思ったほど気温が上がらず、肌寒い水無月の到来となりました。

復興を待つ、東日本大震災の被災者の皆さまにとりましてもこれまでよりは過ごし易い季節に入ったのかなと、少々安堵するこの頃です。

先日、ある歌番組の放送をラジオで聴いておりましたら、歌手の小林幸子さんが被災地を訪れ、歌でも喜んでもらえたのですが、何よりも最後のサイン会でサインをする紙すらない避難所で、唯一あった新品のパンツにサインを頼まれ「歌手開業以来、初めてパンツにサインをしました」という言葉を発したところ、会場の皆さんの大笑いを買いました。しかしその後に訪れる皆さんの感激の涙に「被災地に必要なのは笑いなのか」と改めて実感されたそうです。笑いが血行を良くして元気につながる、この当たり前のことがなかなか実現できないジレンマがあります。

かく言う私も被災地のことなどテレビや雑誌で見聞きするのみで、現地のことなど100分の1も分かっていないのです。これではいけないと一念発起、今週末に宮城県石巻市で日帰りボランティアに参加できることになりました。

ボランティアと言っても向かう現地は、石巻市でも大被害を受けた南三陸町に近い牡鹿半島近辺を予定しており、予想し得ない惨状に備えて重装備で参りますので、自分の体に危害が及ばない程度に務めて参るつもりです。

そんな過酷な任務の中でも、天地真理さんの歌を携え、叱られない程度に宣伝をして来ようと思っております。無事に帰りましたら、この紙面でご報告したいと思います。はてはて、どうなりますことやら ........






本題に入る前に、もう少し天地真理さん関連の話題3件をお伝えしましょう。


1. 新譜の発売

GOLDEN☆BEST 新三人娘 ~天地真理・小柳ルミ子・南沙織~ 8月17日発売


2. 新しい配信音源

Mプロジェクトが歌う「 ひとりじゃないの (feat. 石川ひとみ, 伊藤蘭, 太田裕美, 大島花子, 桑江知子, サエラ, ザ・リリーズ, ラヴァーズソウル, 広谷順子, 中尾ミエ, 松本明子, michiko, 山下久美子) 」5月25日からiTune で先行配信、6月1日より、TOKYO FMを中心にJFN38局&被災地である東北地方のAM局などでOAが開始

(何れも中崎あゆむさんのナツメロ喫茶店より抜粋)



まず、新三人娘によるGOLDEN☆BESTでは、ヒット・パレードとフォーク名曲カバー集という2枚組構成ということです。天地真理さん関連では「水色の恋」「小さな日記」「サルビアの花」「冬物語」「涙から明日へ」といった曲が収録されているそうです。

フォークを歌わせたら、他のお二人の出る幕はありませんね。既にAmazon などで予約が始まっているそうですので、ご希望の方はお早めにどうぞ。



そして、Mプロジェクトの方々が歌う「ひとりじゃないの」は、東日本大震災復興応援チャリティーソングであり、iTune などから150円でダウンロードが出来るようです。視聴も出来ます。スリーピーは既に聴いてはみましたが、クレジットカードがないので、全曲のダウンロードはできないでいます。悲しい。



3. そして3つ目は、2011年6月1日発行、天地真理ファンクラブの会報「バラ便り」の到着です。花言葉と共にレイアウトされたピンクのバラと、何故かトラのスマイルは意外な対比です。2面には真理さん直筆のお便りとお写真4枚が置かれ、お元気なご様子が拝見できます。

このブログのコメント欄でここのところ、酒井政利さんの書かれた回顧録(下の青文字をクリック)をめぐって、テレビをはじめとした各メディアの天地真理さんへの差別に対して怒りの声が挙がっていますが、そんな怒りは当の真理さんご本人が最も感じておられることでしょう。そんな気持ちを表に出さずにいつも微笑んでおられる姿には頭が下がります。

酒井政利さんの回顧録


済みません、少し湿っぽくなりました。読者投稿欄「真理ちゃんと私」には毎回2名ずつの投稿があり、全国のファンのお名前が増えるのは嬉しい限りですね。次号が楽しみです。









さてさて、前置きがとっても長くなりました。申し訳ありません。

今日のご紹介は、ガロのカバー曲『ロマンス』です。

これまで7枚のアルバム(LP)をご紹介して参りましたが、1枚目のLP(水色の恋/涙から明日へ)のほぼ全てがカバー曲であった以外は、どのアルバムも数曲を除いてほとんどが書き下ろしのオリジナル曲という現実に天地真理さんの凄さに驚きを覚えていた私でしたが、それは逆に他との比べようがなく、純粋に歌詞、メロディ、編曲、そして真理さんご本人についてあれこれ書き立てるしかありませんで、これは私にとりましては少々気が重い作業でありました。

しかしながら、この8枚目のアルバムの後半は6曲全てがカバー曲、しかも何れも有名なフォーク曲で真理さんの声も絶好調ということで、いつかのように夢の競演が実現しようで、ワクワクドキドキのスリーピーです。



作詞:山上路夫
作曲:堀内 譲
編曲:宮川 泰

君 忘れないでいて 若い愛の日を
今日は僕たちに 二度とは来ない
この河にそった道 肩を寄せてゆく
そんなことさえも 覚えておこう
僕らは一つの愛に 今結ばれているよ
変わらぬ ロマンの花を咲かせよう
変わらぬ この愛 二人誓い合おう

この橋を渡る時 街は僕たちを
いつも呼んでるよ 明るくさざめき
今 君とながめてる 河にうかぶ舟
そんなことさえも 覚えておこう
僕らは一つの愛に 今結ばれているよ
変わらぬ ロマンの花を咲かせよう
変わらぬ この愛 二人誓い合おう




作詞の山上路夫さん、これまで私はこの方が天地真理さん専属の作詞家でいらっしゃるのかと思い込んでおりましたが、これは大きな間違いで、これを機に調べてみますと、何とヒット作の多いことに驚かされます。勿論、天地真理さんのヒット曲が最も多いのですが、それ以外の方でも、野口五郎さんや小柳ルミ子さんらに多くのヒット作品を提供されています。また、一人の歌手への提供作品は少ないながら、必ずと言って良いほどにヒット作品を放っておいでです。一例を挙げますと次のようです。

アグネスチャン ひなげしの花
梓みちよ    二人でお酒を
井上 順    お世話になりました
藍美代子    ミカンの実る頃
ガロ      学生街の喫茶店
川中美幸    遣らずの雨
ゴダイゴ    ガンダーラ
小柳ルミ子   瀬戸の花嫁
野口五郎    甘い生活、...... 等々



作曲の堀内譲さんは3人組ガロのメンバーです。大野真澄さん、堀内譲さん、日高富明さんの3名で構成されるガロは「学生街の喫茶店」が有名で、天地真理さんも5枚目のアルバム「若葉のささやき/さよならだけを残して」でカバーしています。

編曲の宮川泰さんは、日本ポップス界の重鎮的存在と呼ばれている方です。天地真理さんのミュージカル「君よ知るや南の国」では、この方が音楽を担当されました。




それでは曲のご紹介に移りますが、まずはご本家、GAROの皆さんの演奏をお聴きいただきましょう。o94tm2さんの作品です。




如何でしたでしょう? 甘い声が特徴的なこの曲です。




さて、この曲をカバーしている方を探しましたが、森昌子さんのカバーを発見したものの、埋め込み禁止となっていましたので、残念ながらリンクさせていただきますので、よろしければお聴き下さい。下の青文字をクリックなさるとジャンプします。

森昌子さんのロマンス


演歌で鍛えた声は十分に生かされていますね。素晴らしい歌声です。




それでは最後に天地真理さんの声をご紹介しましょう。今回はカバー曲ということでフルコーラスでお送りします。98junyugo さんの作品をYoutube よりお借りします。






お聴きいただき如何でしたでしょう。ガロの甘い声とは別の世界がそこには広がっています。天地真理さんの明るい伸びやかな声は、この曲のイメージを一新するものがあります。フォークの天地真理の面目躍如という呼べる瞬間です。




フォークを志向されて一説では森山良子や本田路津子ラインでデビューしてたかもしれない、とささやかれたと言う天地真理さん。その声の伸びはまさに天才的と言っても過言ではありません。今更ながら惜しい声です。


残念がっていても始まりません。今後にご紹介する残り5曲ではもっともっと素晴らしい世界を堪能できること請け合いです。先が楽しみでたまらないスリーピーでした。














さて次回は「サルビアの花」です。この曲は凄いですよ。どうぞ気長にお待ち下さい !









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Re: カバー曲について

ラガールさま

日本中にはいろいろな方面から天地真理さんに関心をお持ちの方がいらっしゃいます。全面的に天地真理擁護のお立場の方、デビュー当時の可愛らしさのみを愛しておられる方(このような方は今の天地真理さんに対し批判的です)、彼女の歌唱力も評価なさる方、等々。

私は「天地真理の歌の世界」と題してブログを展開しておりますので、全面的に彼女を擁護する立場ではあります。でも時には批判する側に廻ったこともありました。でもその時は彼女に対する理解が不足していたものと反省しています。

彼女のカバー曲に対する評価もいろいろなお立場からご意見があって当然です。ご本家はご本家として第一に評価されるべきで、それを差し置いて天地真理さんだけを褒め称えるのも間違いでしょう。私としましては、どちらが好きか、それだけで良いと思います。「私はご本家よりも天地真理さんの歌唱が好き」そう言って下さればご本家の立場も守れるのかなと思います。この意味でこれまで私がこのブログの記事の中でどのような表現をしてきたが反省する必要もありそうです。

彼女がフォークの道に進めなかったことは残念ですが、彼女が残して下さったフォークの曲は限られた環境ではあってもそれなりに素晴らしい成果を上げていると思います。そういう曲を残すことができて当の天地真理さんが幸せであればそれで良かったのだと思います。あとは私たちが世の中で彼女の歌唱が正当に評価されるよう見守るだけです。

ラガールさん、お答えになりましたでしょうか。またお越し下さい。

カバー曲について

歌手にとって、他人の持ち歌を歌うことは、とても勇気がいることのような気がします。
聴く方にしても、特に有名な曲はオリジナル歌手のイメージが強いので、たとえオリジナル歌手より上手に歌っても、心に響かない場合がほとんどではないでしょうか?

実際、私も、真理さんが歌うカバー曲は、過半数が好きにはなれません。
特に、さだまさし、チェリッシュの大ファンだったので、彼らの曲は、どうしても彼らのイメージしか持てないのです。
「童話作家」「若草の髪飾り」など、真理さんの歌は本家よりも素晴らしいと思いますが、オリジナルでないと心に響きません。

私にとって、昔の歌は、その頃のノスタルジーにふけるものであり、それによって癒しを得るものです。
だから、たとえオリジナル歌手の歌がヘタクソでも、その人の声しか受け付けないのです。

でも、私が好きだった歌の中で、オリジナル歌手を越えて、真理さんの歌として癒されるようになった曲もあります。
「この広い野原いっぱい」、「告悔」、「あなた」などがそれです。
大御所のイメージを超えて真理さんのものになったということは、真理さんが不世出の素晴らしさを持っていた所以だと思います。

> フォークを志向されて一説では森山良子や本田路津子ラインでデビューしてたかもしれない、とささやかれた・・・

私も、このことが残念でなりません。
アイドル路線で引っ張りまわされず、じっくりと実力派フォーク歌手として活動を続けておられたら、心を病まれることも、声を潰されることもなく、森山良子さんのように、現在でも歌い続けることがでけて、国民に親しまれていたのかもしれませんね。
残念で、残念で、本当に残念です。
プロフィール

スリーピー

Author:スリーピー
真理さんを応援するブログへようこそ!

真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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