番外編 泥だしボランティア




6月5日、本日は東日本大震災で被災された宮城県石巻市に、私スリーピーがボランティアとしてお手伝いに行った顛末をご報告申し上げます。


題しましてスリーピーの泥だしボラレポート





本当であれば「サルビアの花」をご紹介する前置きとして、この「泥だしボラ」の様子をレポートしようと思っておりましたが、これだけでも結構な量になりますし、「サルビアの花」については後でじっくりお伝えしたく、本日は「泥だしボラ」についてのみお伝え致します。






私が現地に向かったのは、6月4日(土)でした。勿論、一人で現地に向かうには移動費用も馬鹿になりませんので、今回は栃木県にあるNPO法人「栃木ボランティアネットワーク」が主催しています『石巻泥だしボラ』という企画を利用して参加しました。

その際の条件を列挙しますと次の通りです。

1、日程  毎週水、土、日の3日間を日帰りで実施 当面6月末まで
      朝4時出発 夜10時帰着

2、費用  交通費として3千円(別途旅行保険500円)
3、作業内容  民家に溜まっている土砂や汚泥の排出補助

といった内容です。当日の顔ぶれを見ますと遠くは東京都内から参加された方もおられましたので、希望されればどちらからお出でになっても参加可能のようです。




地図をご参照下さい。県庁所在地の仙台を出発して、北東方向に塩釜市、松島町、石巻市、女川町、南三陸町、そして、気仙沼市、と並んでいるのが読み取れます。

その中で今回私が訪問しましたのは、宮城県石巻市湊町地区でした。この地区は仙台湾に面し、北上川の東に位置しています。今回の震災で大きな津波の被害を受けたところです。



宮城県

石巻



上記の地図の中でも湊地区は被害は大きかったようで、車が逆さに寝ていたり、大きな船が打ち上げられていたりといった光景はあるのですが、一般の民家は原型を留めており、災害から3ヶ月を経た今、被害の少なかった一部の民家では泥だしが終わり、一時的に自宅に戻っている方々の姿もありました。

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でも、今回は作業対象でなかった南浜町辺りをバスで巡回する機会を得ましたが、未だに一面荒涼とした荒地で高い建物と瓦礫以外は何もなく、時折、自衛隊の車が行き来する光景を見るのみで「ここはボランティアの手の出せるところではない」と被害の甚大さを痛感させられました。

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さて、概要のご説明はこれ位にして、実際の作業内容ですが、今回は民家での泥だしではなく、路地にある排水路に溜まっている土砂と汚泥の撤去が私たちに課せられた任務でした。巾2mほどの狭い路地の両側にあるU字溝は巾30cm程の細いものですが、距離が長く汚泥の量も多く、炎天下の作業としては重労働のうちに入りそうです。

それでも総勢40名(男性30名、女性10名)の力は集まれば結構なもので、午前の2時間、午後の2時間を掛けてほぼ予定作業を終了することができ、当地湊町地区の自治会長さんから感謝の言葉をいただきました。

自治会長さんによれば「今、被災地に不足しているのは、殺虫剤、消臭剤、そして、人手」ということでした。

作業

*作業中の撮影は不謹慎ですので、ほとんど撮影できずに終りました。また民家の撮影もプライバシーに触れますので、基本的に避けました。






終えてみて思うことは、わずか4時間程度の作業でしたので、当初は果たしてどれほどの成果を挙げられるのか、単なる観光に終るのではないかと危惧していましたが、ボランティアに求められる成果はこの程度で十分であること、そして何よりも「大切なのは現場に足を運んで自分の肌で惨状を確認すること、汗を流すこと」であることに思い当たりました。(実際のところ、私は腰に持病がありますので、作業後の腰痛には今も悩まされています)

現場に足を運べば自分に何が出来るかが分かる、泥だしの仕事がどれほどの重労働であるかが分かる、そして、そういう重労働をしなければ復興できない老人婦女には何が必要なのかがわかる、それが被害地への貢献の第一歩になる、ということです。

この境地に思い至った時、今の国会は、国会議員の方々は一度でも何度でも被災地に足を運んで、何が必要なのかを肌で感じて活動して欲しい、と混迷の国会の報道を見ながら思いました。





以上、偉そうなことを申し上げました。

私は今後も時間を作って被災地を廻ってみようと思います。その時はまたご報告申し上げます。


もう一つ、今回の被災地訪問で、私は天地真理さんの歌を聴いていただいて復興に向けての精神的な支えにならないかとも思いましたが、今回の任務が一般家庭ではなく、人影のまばらな路上であったため、天地真理さんの宣伝までは至りませんでした。残念です。






追記)

今回訪れた石巻市湊町付近は震災により70cm程度の地盤沈下に見舞われ、満潮時には深いところで50cm程度の冠水となるそうです。従って私たちが今回、清掃を行った側溝も水浸しになる他、最悪の場合、汚泥や糞尿まで流れて来るらしいのです。

そのような状況では、まず第一に冠水にならないようにしなければ、瓦礫の撤去や家の建て直しも進まないのですが、国や行政からの具体的な見通しは立たないのが現状とのこと。現地の方々の行政への不満、国への不満は高まるばかりです。








さて次回は本当に「サルビアの花」です。どうぞ気長にお待ち下さい !









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やっと腰痛が良くなりました

チャンスさま

一度も行かないまま、何も知らないまま月日が経つのが怖かった。これが正直なところでした。一度行ったからといって知ったかぶりをするつもりは全くないのですが、少なくとも行く前よりは落ち着くことができている、そんな状況です。ですから、行動力などとお褒めいただくと自分としましてはお恥ずかしい限りなのです。

やっと腰痛が良くなりました。

今後ともよろしくお願い致します。

No title

こんばんは  
ボランティア活動 大変ご苦労様でした 素晴らしい心掛け、行動力だと思います いかに現場に行くことが大事かわかりました 自分も見習いたいです
 スリーピーさんのNHK-BS2(プレミアム)のお話の件は とてもいいお考えだと思います ちあきなおみさんの再ブームも このBS2の歌謡ドキュメンタリー番組が大きなきっかけのひとつになりましたので。 ただ ここ最近NHKは真理さんの過去の映像を全く流さないというのが気がかりです 
自分もなにか微力ではありますが 協力させていただけたらと思います。



 
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スリーピー

Author:スリーピー
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真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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