『青春』そして『ある雨の日の情景』




7月10日、本日のお題は、青春 & ある雨の日の情景




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1974年12月10日発売のアルバム『天地真理オン・ステージ』について、ご紹介しています。



この真理さんの9枚目のアルバム天地真理オン・ステージは2枚組で構成されています。その表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

オンステージ

< 1枚目 >
A面
1 水色の恋
2 青春
3 ある雨の日の情景
4 想い出のグリーン・グラス
5 結婚しようよ
6 夏を忘れた海

B面
1 わが祖国
2 愛する人に歌わせないで
3 想い出のセレナーデ
4 また逢うためにさようなら


< 2枚目 >
A面
1 シュガー・ベイビー・ラブ
2 シュガー・タウンは恋の町
3 悲しき天使
4 愛の休日
5 ひとりじゃないの
6 恋する夏の日
7 若葉のささやき

B面
1 ジョニー・エンジェル
2 トップ・オブ・ザ・ワールド
3 ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド
4 ママにサンタがキッスした
5 ホワイト・クリスマス
6 赤鼻のトナカイ
7 聖しこの夜

*このアルバムは1974年9月に、東京・九段会館ホールでのコンサートの模様が収められています。





またまた更新が遅くなって申し訳ありません。

暑さのせいでしょうか、私の所有しておりますパソコンがついに力尽きました。元々5千円程度で購入した中古品であり、それにも関わらずこの1年半の間、共にブログ作成に尽力してくれた愛機でしたが、ディスククラッシュで起動不能となりました。

私のパソコン暦は、1990年頃の結婚したての頃にNECのPC-98機が出発点であり、MS-DOSという使い辛いOSに遊ばれながら段々と慣れていきました。その内にWindows 3.1 が普及しましたが、まだまだ不完全なOSでした。

その内に時代の趨勢は、PC-98からDOS-VというIBM社製の互換機へと瞬く間に移行し、Windows98,Windows-MEを経て、2000年ころからWindows2000,Windows-XPへと切り替わって現在に至っています。昨年から普及が始まったWindows-7は軽くて速いと評判ですが、私は未だにWindows-XPにお世話になっています。

マッキントッシュについては、仕事上で使用する以外は余り使っておりませんので、ご説明できる代物ではありません。ご容赦のほどを!

そんなパソコン好きなスリーピーですので、中古のハードディスクの入手、壊れたハードディスクとの入れ替えやOSのインストールは問題ないのですが、夜遅く帰っての作業は、XPのサービスパック1から、2、そして3へと居眠りをしながら進めても数日掛かってしまいます。そして、iTuneを導入したり、画像処理ソフトの入手、スキャナーが使えなかったりと、週末までずれ込んでしまったのです。

そんなこんなで、旧式ながらWindows-XPが動くパソコンが修復されました。新品を買ってしまえば全てが快適なのでしょうが、手作りを基本としているこのブログです、ご理解のほど、お願い致します。







そんな四苦八苦の末、本日のご紹介は、このアルバムの1枚目のA面の2番目と3番目の曲である
「青春 & ある雨の日の情景」です。

この曲は、プレミアムボックスのDISC7の2番、3番に当たります。





まずは安井かずみさん、加藤和彦さんの「青春」。

天地真理さんにとって、安井かずみさんと加藤和彦さんは忘れてはならない存在です。特に安井かずみさんから提供された作品のほとんどが印象的でヒットに結びついているものが多いのです。

一方、加藤和彦さんと言えば、帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」の大ヒットで有名な、日本最古のフォーク・ロック・バンド、フォーク・クルセイダーズの中心メンバーを出発点として、数々のヒット作を世にお出しになりました。

お二人は1972年にお二人の協力でこの曲を発表して後、1977年から夫婦となり、94年に安井かずみさんが逝去されるまで、優雅で理想的な夫婦生活を営まれたことで有名です。

加藤和彦さん自身も2009年に亡くなられ、このブログでも遅まきながら追悼の特集を張らせていただきました。下の青い文字をクリックしていただくと飛びます。

あの素晴らしい愛をもう一度



作詞:安井かずみ
作曲:加藤和彦
編曲:石川鷹彦

歩みだした 青春
ほほえみ したい事は
沢山ある 数え切れない
海は光り 緑は輝く
愛の季節に めぐり逢うの
ひとりじゃない
友達と一緒

憧れの青春
青空 したい事は
胸にあふれ 苦しいほどに
朝はうたい 夜は夢をさそう
愛の女神が やってくるの
いつかきっと
恋人に会える



実はこの曲は、1972年6月発売の天地真理さんの2枚目のアルバム『ちいさな恋/ひとりじゃないの』のB面に収録されている曲ですので、既にこのブログでも昨年の8月に一度特集を組ませていただきました。馬飼野俊一さんアレンジによる、こちらも参考までにご参照下さい。下の青い文字をクリックしていただくと飛びます。

青春




続きまして、今回のブログで2曲目のご紹介は「ある雨の日の情景」です。

皆さまご存知の通り、この曲は吉田拓郎さんのオリジナルです。吉田拓郎さんを評するものとしてWikipedia につぎのような記載があります。

”日本のシンガーソングライターの草分け的存在である。マイナーな存在だったフォークとロックを一気に日本の音楽シーンのメインストリームに引き上げ、また大規模ワンマン野外コンサート、ラジオの活性化、コンサートツアー、プロデューサー、レコード会社設立など、さまざまな新しい道を開拓したパイオニアとして日本ポピュラーミュージック史における最重要人物の一人である”

この記載を読んでいただければ、私はもう何も言うことがありません。そんな上り調子のフォークに傾倒した天地真理さんにも時流に乗って大成して欲しかったと願うのみでした。

さて、この曲は1974年6月21日発売の彼女の8枚目のアルバム『恋と海とTシャツと』のB面に収録されておりますので、このブログでも去る6月13日に特集を組ませていただきました。よろしければご参照下さい。下の青い文字をクリックしていただくと飛びます。

ある雨の日の情景


作詞:吉田拓郎/伊庭啓子
作曲:吉田拓郎
編曲:竜崎孝路

バスが停まって 外は雨が降っている
ガラス窓に 一杯並んだ雨だれの
向こうで誰かが タバコに火をつけた

それから人は 皆 傘をさして
まるで心を 傘でかくせるみたいに
そして黙って 雨の中を歩いてる

それから雨は どこかの風と一緒に
茶色のハッパを 一枚落としていった
それから 皆 雨に濡れて歩いてる

雨の中を バスは動き出した



このアルバムの中では、竜崎孝路さんがアレンジを担当されて、天地真理さんらしい女性らしい雰囲気に仕上げられていますが、このコンサートでも同じ竜崎孝路さんによるアレンジです。吉田拓郎さんの男性らしい、吐き捨てるような表現方法と正反対の天地真理的フォークの世界をご堪能下さい。








さて、それではコンサートの模様に入って参りましょう。

フォーク調の「水色の恋」でスタートしたコンサートも、本格的なフォークの世界へと進んで参ります。

まずは「青春」。こちらは石川鷹彦さんによるアレンジで、オリジナルに比べて少しテンポが早めの設定となっており、それが功を奏してか、会場を飽きさせない、軽快で更に明るいイメージと真理さんの声の伸びが際立つ結果になっていると思います。



続いて「ある雨の日の情景」。こちらは逆にオリジナルに比べてテンポが遅く設定されています。それが功を奏して、会場からの手拍子を誘い、舞台と会場が一体化する、そんな良い効果が認められます。この曲を境に、コンサートが俄然盛り上がって来たと思えるのです。



そんな会場の雰囲気を皆さまにお聴きいただきましょう。

今回もジャケットの画像を多用させていただきました。コンサートの全貌はプレミアムボックスにお譲りするとして、このブログではさわりだけでもご堪能いただきたいと思います。

「青春」はワンコーラス、「ある雨の日の情景」は2コーラスです。お楽しみ下さい。

[青春(オン・ステージ)]

 []

[ある雨の日の情景(オン・ステージ)]

 []






お聴きいただき、如何でしたでしょう?

スリーピーの感想をまず記させていただきますと、コンサートでの天地真理さんの声の素晴らしさに驚愕するのみ、これが全てあるように思います。

世の中の天地真理さんに対する歌手としての評価は、地に落ちている感がありますが、それは当時のテレビというメディアを通しての、そして今のように自由に公正に語ることが出来なかった当時の体制の中での評価であると思います。実際の真理さんのコンサートを拝見する限り、コンサートでこそ、彼女の真価が発揮される、それほどに彼女の声の伸びは素晴らしかった、と思えるのです。

用意と準備万端のコンサートだから上手いのでは仰る貴兄もおいでかもしれません。確かに天地真理さんは器用な歌手ではありませんから、どこでもどんな形でも上手く歌えるということではないかもしれません。しかしながら、そんな不出来な場面ばかりを採り上げて、アイドルとしての側面のみを伝えて、天地真理=下手なアイドル歌手、というレッテルを貼ってしまう、そんな当時のマスコミの動きに怒りを覚えます。このコンサートのような素晴らしい側面も是非伝えて欲しかった。

今更ながら、天地真理さんの再評価を皆さまにお願いしたく思います。












さて次回は、このアルバム4曲目「想い出のグリーン・グラス」と5曲目「結婚しようよ」を合わせてお届けします。 

どうか気長にお待ち下さい !









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真理さんファンさま

お立ち寄り、有難うございます。

天地真理さんが本領発揮されるのは、コンサート、フォーク、そしてカバー曲です。

今後ともよろしくお願いします。

スリーピーさんこんにちは!
天地真理さんはコンサートで素晴らしい歌声を聴かせてくれますね。私なんかは当時の真理さんはTVでしか知らなかったですから、ブレミアムボックスで初めてコンサートの真理さんを知りファン熱が再燃致しました。しかし、当時ファーストアルバムを聴いた時に何かアイドルにしては歌が上手いなぁと思っていましたが… 
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Author:スリーピー
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真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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