想い出のセレナーデ




8月13日、本日のお題は、想い出のセレナーデ




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1974年12月10日発売のアルバム『天地真理オン・ステージ』について、ご紹介しています。



この真理さんの9枚目のアルバム天地真理オン・ステージは2枚組で構成されています。その表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

オンステージ

< 1枚目 >
A面
1 水色の恋
2 青春
3 ある雨の日の情景
4 想い出のグリーン・グラス
5 結婚しようよ
6 夏を忘れた海


B面
1 わが祖国
2 愛する人に歌わせないで
3 想い出のセレナーデ
4 また逢うためにさようなら


< 2枚目 >
A面
1 シュガー・ベイビー・ラブ
2 シュガー・タウンは恋の町
3 悲しき天使
4 愛の休日
5 ひとりじゃないの
6 恋する夏の日
7 若葉のささやき

B面
1 ジョニー・エンジェル
2 トップ・オブ・ザ・ワールド
3 ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド
4 ママにサンタがキッスした
5 ホワイト・クリスマス
6 赤鼻のトナカイ
7 聖しこの夜

*このアルバムは1974年9月に、東京・九段会館ホールでのコンサートの模様が収められています。






去る8月11日で、あの東日本大震災から5ヶ月になりました。

時のニュースに寄りますと、未だに避難生活をされている方々は、8万人超もおられるということです。

人の噂も45日。一時は毎日のようにニュースで採り上げられた震災のニュースは、福島第一原発による放射線被害の報道が優先され、関心を持たれ、宮城、岩手の被災者についての報道は極端に減りました。勿論、福島原発の被災者の方々も大きなくくりでは震災の被害者ですから、その地位に優劣や上下はないのですが、自宅を流され、家族を失い、職場を失った直接の被害者の方々について、少し忘れ去ってしまった感がありました。

私自身もこの震災については6月に泥出しボランティアに参加して以降、意識的に震災に触れることを避けて来ました。それは、実際に泥出しボランティアに参加してみて感じたのですが、被害の軽い方々のお困りを助けるためのボランティアは、それはそれで大変有意義だったのですが、肝心な直接の被害者の皆さんへのご援助は何もしてあげられないこと、遅々として進まず未だに避難所住まいの方々の生活改善に対しては、自分たちが如何に無力であるかを痛感したからです。このままボランティアを続けても、被災者三角形の裾野は改善されて徐々に減って家型の三角形に変化しても、その頂点にいる重度の被災者の皆さんが改善されないことに、徒労に近いものを感じたのです。

もし私に膨大な財力があり、一つの街を高台に作り直してあげられるくらいであれば、被災者の皆さんの笑顔ももっと早く帰って来ているでしょうが、日本という国家自体が、復興の道筋すら明確に描けずに5ヶ月が過ぎている現状を目の当たりにし、無力感が最高潮に達し、正直なところ忘れてしまいたいような衝動に駆られました。

しかし、未だに肉親の死を受け入れることができずに、毎日海辺に遺体を探しに出かける男性の姿や、放射線被害で肉も牛乳も思うように販売できずに将来を憂える農家の若者の姿を目の当たりにしますと、決して対岸の火事ではない、この国で起きている現象に対し、力もお金も無い我々に何かできないものかと、今一度考え直す契機を与えてくれるのです。




ま、お堅い話で申し訳ございません。一歌手の応援サイトでこのような偉そうな言葉を並べる私は何様なのかと大笑いする今日この頃です。ちょっと頭を冷やしに、このお盆には再び尾瀬に入って体中を冷やして来ようと計画するスリーピーでした。






本日のご紹介は「想い出のセレナーデ」でした。

この曲は、プレミアムボックスDISC7の9番に当たります。




この曲については、去る2010年の1月15日に特集を組んでおりました。当時のブログを始めたばかりの知識で書いた記事ですので稚拙な内容ですが、37年前の出来事についての私の分析は今でも余り変化がありません。よろしければこちらもご参照下さい。下の青い文字をクリックしていただくと、ジャンプします。

想い出のセレナーデ特集






いつもであれば、天地真理さんがカバーする側でしたので、オリジナルの方の詳細を先にお伝えするところですが、今回は天地真理さんがオリジナルです。この曲をカバーされた方の歌声を追ってみましたが、カバーしている方は余り多くありません。その理由を考えてみましたが、失恋を歌ったこの曲は大人の歌と言うには少し早く、少女の歌でもないこの曲は、やはり天地真理さんより少し年下の方が歌うのが丁度よいと思うのです。当時も同じような判断が働いたかどうかは微妙ですが、当時は話題の多かった天地真理さんのカバーをするだけでも勇気の要る行為であったのかもしれません。

実際、カバーしているのは、浜田朱里さんと石川ひとみさんですが、お二人の声と天地真理さんの声を聴き比べるのに丁度よい映像がありますので、お聴きいただきましょう。naochin1964 さんの作品からどうぞ。





お聴きいただき、如何でしたでしょう? 私にはカバーされているお二人の声に比べて、天地真理さんの声の優位性ばかりが感じられて仕方がないのです。声質からして全く違う。声楽を学んだ真理さんの声は、容易には真似ができないと思いました。これ以上申し上げると、カバーしているお二人のファンの方から責められそうですので、やめることにします。




もう一つ、1974年9月28日に放送された歌謡ベストテン(恐らくFM東京だったと思います)の番組を収録して下さった、Sugi4Geru さんの音声を入手しましたので、お聴きいただきましょう。

この曲「想い出のセレナーデ」を発表するに当たっての裏話が聞けますし、当時の「笑わない天地真理」についての彼女自身の心境も読みとれる内容です。






この音声を聞いてみて、やはり当時の天地真理さんは、笑顔でいることにストレスを感じていたことは確かです。ご自分を「我がまま」と表現し「我慢はしない」と明言しているところが印象に残りました。この先の紅白歌合戦での笑わない天地真理を演じることはこの時点でも予見されたことでしょう。




さてさて、1974年当時の天地真理さんについての考察はこれくらいにして、今回の「天地真理オン・ステージ」での歌唱をスリーピーの下手な映像でお楽しみいただきましょう。フルコーラスです。

[想い出のセレナーデ(オン・ステージ)]

 []



そして、オリジナルの歌唱もお聴き下さい。seventymusic1 さんの作品です。










お聴きいただき、如何でしたでしょう?

やはり、どんな場所で歌ってもこの曲は名曲ですが、天地真理さんの歌唱でなくては、この曲は映えません。

ソプラノ歌手が歌っても不具合でしょうし、年配の方が歌っても雰囲気が違います。この違いは何なのだろうと思いますが、それは天地真理さんらしさ、と表現するのが一番なのかもしれません。

一方、ステージで歌唱を聴かせていただき、ステージでこそ実力を発揮する天地真理さんを再認識した感があるのですが、他のテレビ番組で歌う真理さんの歌唱は、これほどは安定してはいませんでした。ファンである私の口から「安定していない」という評価をすることは抵抗があるのですが、私は本当に天地真理さんを理解したい、この一点です。

誤解を覚悟して敢えて申し上げるのですが、天地真理さんは器用な方ではありません。演出のための事前の容易周到が果たせて、初めて精神的にも安定し、安定した声が出せるのではないかと思うのです。もし、この仮説が正しければ、これまでの私の誤解の原因が説明されます。天地真理さんはいわゆる、ぶっつけ本番に弱い方なのではないでしょうか。



これは決してけなしているのではありません。ファンであるが故の正しい理解のための考察でした。





P.S.ただいま午前3時。この記事を書き始めて4時間余りが経ちました。久々に集中することができたのは夜の涼しさとお盆休みのお陰なのでしょう。でも、この曲「想い出のセレナーデ」なればこそ、一気に書けたとも言えます。私にとって今夜は至福の時でした。










さて次回は、このアルバムのB面4曲目「また逢うためにさようなら」をお届けします。 

どうか気長にお待ち下さい !









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