「愛のアルバム」「はじめての涙」そして「さよならこんにちは」

真理さんの後半のベスト5の中の第4位とさせていただいたのは「初めての涙」。

この曲は、彼女の14枚めのシングルのA面、そして、10枚目のLP「君よ知るや南の国」のA面に収録されています。

正直申し上げて、この時期の真理さんについては、ほとんど知識のない私です。前にも書きましたが、私は1974年12月の「木枯らしの舗道」を見届けて以降、彼女から離れてしまいました。故にこれ以降の曲(以下参照)には、ほとんど馴染みがありませんでした。

1975年4月 「愛のアルバム」
1975年5月 「初めての涙」
1975年9月 「さよならこんにちは」
1975年12月 「夕陽のスケッチ」
1976年4月 「矢車草」
1976年7月 「愛の渚」
1976年12月 「夢ほのぼの」
~これ以後、2年間のブランクの後、再起~


今日の主題である「初めての涙」ですが、次にお聴きいただく、当時の夜のヒットパレードで歌う、真理さんの心境をはかりかねています。冒頭から何か恥ずかしそうで、自分を抑えた歌い方をしています。この歌詞の内容に自分が合っていないとでも言うかのように、また照れているとも思われますが、後半から何か吹っ切れたのか、本来の真理さんに戻った大声量の歌い方に戻っています。

出典は、boban9991 さんです。





真理さんは子供が大好きと聞きます。心の中のわだかまりがあって、堂々と歌えなかった彼女でしたが、幼児の姿を見た瞬間に気持ちの切り替えができて、自分らしさを取り戻したようです。

後で知ったことですが、この「初めての涙」を歌う直前に、自分の昔の映像を見せられ、今の自分との対比に自分を見失ってしまったように思います。その時の映像がありましたので、ご覧下さい。

出典は、rs2008am さんの作品。上記の演奏の直前であったようです。





一方、この「初めての涙」の僅か1ヶ月前に発表された「愛のアルバム」を歌う真理さんもご覧いただきましょう。

こちらは、長年続いたテレビ番組「真理ちゃんシリーズ」を終え、一息ついてヨーロッパ旅行から帰って、精神的にも安定していると思われる真理さんです。笑顔が印象的です。

出典は、amhikokigumo さんの作品です。






そして、もう一つ。「初めての涙」から4ヵ月後に発売された「さよならこんにちは」。この時も夜のヒットパレードでしたが、この時の真理さんは、随分と痩せてしまった印象です。舞台衣装のためにスレンダーに見え、そういう印象を持たせるのかもしれませんが、この年の真理さんは、自分の周りで起こる数々の変化と、自分の不安定な精神状態とを、上手くコントロールするのにかなり苦労された、とお察し致します。

出典は、rs2008am さんの作品です。





いかがでしたか? 歌声にも元気がなく、蚊が鳴くような声で、痛々しささえ感じます。やはり、真理さんに重大なことが起こったのでしょうか? 

このブログをこのままで終わらせるのは、何か真理さんの応援サイトらしくありません。この年の真理さんにも元気な時があったことをお知らせして元気に終わりたいと思います。

お聴きいただくのは、幸いにもライブ盤で、冒頭の司会者の紹介にもあるように、元気になった真理さんの歌声となっています。やっぱり、真理さんは元気な笑顔がなくっちゃ。

出典は、amhikokigumo さんの作品。このブログで2回目の登場です。




いかがでしたか? いろいろあったこの年の真理さんですが、最後は笑顔と元気で締めることが出来ました。

次回以降で、「夕陽のスケッチ」以降の作品もご紹介して参りますので、ご期待下さい!

コメントの投稿

非公開コメント

更にいいブログになりそう

詩人は急には止まれなーい(笑)
もうちょこっと。
もしね、今の天地真理さんにとって`救い’というものが本当に必要なのだとしたら、このブログはそれができるかも・・そのように感じられるんです。淡々とした空気のなかに、絶対的な「安心感」があること。それはきっとね、純粋に真理さんの立場からその心境を理解しようと努力されているからだなと。たいへん工夫されページを作られていることがわかるし、スリーピーさまだから取り組んでいけるテーマがあるようで・・もうこれは直観的に浮かんでくる考えなんですけれど、それこそが、真理さんを助けられる一つのカギ?なのかな・・て。
そのうち答えがくるでしょう☆ピカッ^0^  のーんびりやっていくことが効果的ですね!

浮かんできたら、どこにでも書きに行っている私^^。
わざわざお返事いらないですよ!

愛さまへ

愛さま

真理さんの美しさですか?
そうですね「愛のアルバム」の真理さんが外観からも歌唱の出来からも、個人的には一番好きですけど、女性としての可憐さを感じるのは「さよならこんにちは」の時ですね。先日、mmm5700 さまの「ウィスパーカードその2」を拝聴した時の、真理さんのあっけらかんとした態度が、180度反対の真理さんだとすれば、

http://www.youtube.com/watch?v=djaJSMuCwY4

この「さよならこんにちは」の時の真理さんは、可憐そのもの。愛さまが言うように、苦悩の果ての美しさなのかもしれませんね。前にこのブログにコメント下さるsiolaboさまも仰っていました、苦悩を経験した真理さんだからこそ、私たちは応援のし甲斐があると。どちらも好きですけどね、私は。あれ、記事がひとつ書けるくらい長くなってしまいましたね。これくらいで終わりにします。また来てね、愛さま。

女性の美

スリーピーさまこんばんは。
このページはほんとうによく構成されていると感じられます。
この時期の天地真理さんを見るのはとてもかなしいのですが、逆にいえば、苦悩というものが真理さんの美しさを一層引き立てている、とも言えるんですよね・・・
ここにいるのはこれまでで一番きれいな天地真理さんだ、と。
スリーピーさまはどう思われますか?

いよいよ、大阪楽しみですね。私も高槻市に住んでいたことがあるのでちょっと懐かしいなあ!

おてもやん さま

おてもやん(愛) さま

日光猿軍団のことをご存知でしたね?私は、山猿ですが、猿とはお友達ではありませんよ。

14日のファンの集いに行って来ます。大阪の熱気を、このブログでもご紹介したい。九州方面は、もっともっと熱いみたいですね。次は、そちらで開催かな?

ついでに!

どれだけ的確なサポートが得られるかは、ひとえに☆スリーピーさまのこれからの記事にかかっているようですよー!まっすぐに高いハードル越えて跳びたて!日光スリーピーモンキーっ^^。!・・・さま。

哀しいほほえみ

ひそかに、ひそかにね・・・感じていたものですから。
この時期の真理さん、なぜこんなに哀しそうに微笑んでいるの?・・と。
shiolaboさまの解説に、ああそういう事実があったのか・・と納得なんです・・。この方のサポートはたいへんありがたく心強いですね。

愛さまへ

愛さま

久々のヒットを。おてもやんが先にさらって行きましたね。さすが、詩人の感性は鋭いです。私は私で、九州人同士の掛け合い漫才なんぞに、夢中になっておりましたことを反省してます。

真理さんの真実が少しずつ明かされてきますね。これも皆さんのご協力があってこそです。これからも、漫才に、書き込みに励みましょう!お待ちしておりますぞ。

shiolabo さまへ

shiolabo さま

書き込み、誠に有難うございます。そして、そこまで明白に当時の事情をご説明いただき、感謝に耐えません。

正直申し上げて、1975年に真理さんの周りに起こった事は、これまで想像を交えたお話しか聞こえて参りませんでした。長年の真理ちゃんシリーズを終えてゆったりとヨーロッパ旅行をしたとか、失恋したとか、ゴシップの嵐であったとか.......。 どれも核心を突くものではありませんでした。しかし、shiolabo さまの解説を聞いて、「そうだったのか」と私の頭をガツーンと殴られた心境です。まさか、ヨーロッパ旅行と、婚約発表とが絡んでいたとは。そんな中でも、真理さんがザ・ピーナツの二人を労わるシーンは、本来憎い相手にさえ、愛の手を差しのべる真理さんらしい広い心の現われでした。

それにしても、このような過程を経て、真理さんの1975年が過ぎて行ったことに対し、私たちは今の今まで、分からないままで過ごしてきました。その間に彼女の人気が低迷して、挙句の果てには、歌手生活さえ、断念することに。何と情けない現実でしょうか。

shiolabo さまの解説を読んでから、ブログの本文を少し直しました。このブログも正しく後世に残したいからです。

今後とも当時の事情を交えた解説をよろしくお願い致します。

悲愴感

スリーピーさま。
このたびのshiolaboさまのコメントを拝見し、私も胸がせつなくなり、涙があふれます。先程ひこうき雲さまのブログヘ、休養前と復帰後の真理さんの「声」について漠然と感じることを書いたこともあり、実際このようなエピソードがあったことにやはりショックを感じています。
にわか仕立ての想像ではなく、
当時の状況を正確に把握された上で、このブログを読まれ今回のように重要な書き込みをしてくださる方がいらっしゃるからこそ、ブログの骨組みがしっかり定まり、充実した内容になっていくのだな、と感じます。
ありがたいですね。

久しぶりに書き込みます。

 スリーピー様

 本日当方の10周年の祝日で、少々余裕がありましたので書き込みします。
 1975年の曲はどれも作詞者が真理さんの心境をそのまま歌いこめるように苦心したのではないかと思うくらい、痛切で聴くに忍びないものばかりです。
 ナベプロは、真理さんを長期の海外旅行へと旅出させたあと、沢田研二とザ・ピーナッツのエミとの婚約発表をします。どうやら、この婚約発表をスムーズに行うために真理さんを海外へ追いやったような節も感じられ、とても気の毒に思います。
 当時の芸能通はこの事情を念頭に置きながら、1975年の真理さんの曲を聴いたことでしょう。三波伸介・芳村真理らが妙に優しいのも、上記の哀しい事情を思いやってのことです。
 ザ・ピーナツに対する感謝を述べている映像がありましたが、まったく歌詞どおり「笑っていたけど泣いてたの」で、今にも涙がこぼれそうな顔アップのシーンなどはちょっと痛切すぎて正視できません。

 「まちこがれてる」愛も手に届かず、心のなかで「喜びと悲しみをひとつに織り成して」懸命に歌う姿はまさに悲愴そのものです。
プロフィール

スリーピー

Author:スリーピー
真理さんを応援するブログへようこそ!

真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード