なごり雪




【 通算235号 】


6月4日、本日のお題は、なごり雪




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1976年6月1日発売のアルバム『私は天地真理』について、ご紹介しています。



この真理さんの12枚目のアルバム私は天地真理の表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

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A面
1 水色の恋
2 童話作家
3 「いちご白書」をもう一度
4 春の風が吹いていたら
5 夏を忘れた海
6 お嫁においで
7 矢車草


B面
1 ひとりじゃないの
2 若葉のささやき
3 ふたりの日曜日
4 なごり雪
5 ウイスキーの小瓶
6 哀しきマリオネット
7 告悔
8 オー・マリヤーナ
9 矢車草(アンコール)





本日のご紹介は「なごり雪」です。

この曲は、プレミアムボックスではDISC9の11番に当たります。




この曲に感激された方、もっと天地真理の世界を堪能したい方はこちらのサイトでプレミアムボックスをお求めになれます。


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ソニーミュージック「プレミアムボックス」購入ページ






さてアルバム「私は天地真理」も残すところ6曲となりました。本日のご紹介は「なごり雪」です。



「なごり雪」と言えばイルカさんですね。この曲は1975年12月にリリースとなっています。

私の中でイルカさんと言えば、次の曲が浮かんで参ります。

なごり雪
サラダの国から来た娘
海岸通り
夜明けのグッドバイ
雨の物語
いつか冷たい雨が
まあるいいのち




この記事を書くに当り、イルカさんの生い立ちから一連のヒット曲を聴きなおすまでの機会をいただきました。

イルカさんは1971年にシュリークスというグループのメンバーとしてデビューし、1974年に「あの頃の僕は」でシングルデビュー、そして翌年1975年に「なごり雪」でメガヒットを飛ばしました。

その後も数々のフォークソングを世に出し、その名を全国に知らしめました。



正直なところ、あの時代の歌手と呼ばれる方々はそれこそ沢山おいでになり、テレビをつければ何かしかの音楽番組が放送されていたあの時代にあって、15歳前後であった私は、J-POP(あの頃はそんなジャンル分けもなく歌謡曲と呼んでいたような記憶です)やフォーク、演歌と何でも手当たり次第に聴いていたものです。そんな歌手の皆さんの中の一人としてイルカさんが存在するのですが、これまで彼女だけを採り上げて聴き返すということは一度もありませんでしたので、その機会をいただいた私は最高のプレゼントをいただいたような気分です。




さて、私の思い出などどうでもいいのですが、イルカさんと言えば「自然を大切にするフォーク歌手」というイメージが私の中にありました。そんな歌手・イルカをご本人は2010年より開設されているご自分のHPの中で次のように評しておられます。


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「東京生まれ。女子美術大学に在学中からフォークグループを結成、シュリークスを経て74年 ソロデビュー。翌年の75年『なごり雪』が大ヒットしシンガーとしての地位を確立する。78年長男“冬馬”を出産、2年間の休業ののち再び活動を始める。

コンサート活動を中心に毎年全国ツアーを続けている。

又、絵本でも『ちいさな空』(全4巻)と『真冬の天使』を出版のほか、エッセイなどもあり、母親であるイルカはそれら作品を通じて、「私達は、皆この地球という大きな生き物に住む、細胞同志である」というメッセージを世代を超えて、沢山の人々へ伝えている。」

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そんな彼女の彼女らしい曲が「いつか冷たい雨が」であり「まあるいいのち」であるのかな、と思います。この場はイルカさんを語る場ではないことは十分に承知しているのですが、単に「なごり雪」をヒットさせた歌手というだけでは、イルカさんを語り切ることはできない、との思いから少しだけ彼女の代表作に触れてみたいと思います。

まずは、「いつか冷たい雨が」です。この曲は1979年にアルバム「いつか冷たい雨が」の中でリリースされた曲で、人間によって無残に扱われる動物たちがテーマです。一人息子の神部冬馬さんを出産後にカムバックしてから、その思いは強くなって行ったように思います。piyopiyo0215 さんの作品からどうぞ。




そして、もうひとつ「まあるいいのち」。住友生命のCMソングとして登場したこの曲は余りにも有名ですね。sasarindou さんの作品です。




そして最後は天地真理さんとの関連で、1974年から1975年に掛けてイルカさんがパーソナリティーを勤めていたオールナイトニッポンで1974年9月に天地真理さんの特集がありました。その音源が Sugi4Geru さんによってアップされていましたのでご紹介します。森光子さんへの思いや彼女の将来の夢なども話題にありますね。それではお楽しみ下さい。








余談が長くなってしまいましたが、これからが「なごり雪」についてのお話です。


作詞・作曲:伊勢正三
編曲:竜崎孝路

汽車を待つ君の横で僕は、時計を気にしてる
季節外れの雪が降ってる、
東京で見る雪はこれが 最後ねと、寂しそうに君がつぶやく、
なごり雪も降る時を知り、ふざけすぎた、季節の後で、
今春が来て、君はきれいになった、
去年よりずっときれいになった

動き始めた、汽車の窓に顔をつけて、
君はなにか言おうとしている、
君の口びるがさようならと動くことが 怖くて下を向いてた、
時がゆけば幼い君も、大人になると気づかないまま、
今春が来て、君はきれいになった、去年よりずっときれいになった

君が去ったホームにのこり、落ちてはとける雪を見ていた、
今春が来て、君はきれいになった、
去年よりずっときれいになった




作詞・作曲をされたのが伊勢正三さん。この方についての私の思い出は「22歳の別れ」と「ささやかなこの人生」という曲です。特に「ささやかなこの人生」は風というグループによって有名になった曲ですが、私が学生だった1979年頃に盛んに歌われた曲で、私の青春の1ページを飾ってくれました。この場でご紹介することは本当に場違いなのですが、この場を除いてご紹介できる機会はおそらくないでしょうから、個人のブログであることを大目に見ていただき「ささやかなこの人生」を伊勢正三さんのギターソロでお聴きいただきましょう。fujimarumasa さんの作品です。





この演奏について多くは語りませんが、作詞・作曲のお力もあるこの方はギターの名手でもいらしたということが言えると思います。





それでは「なごり雪」に話を戻しますが、この曲は1974年にかぐや姫のアルバム『三階建の詩』の収録曲として発表されたのが最初です。そして翌年にイルカさんがカバーして大ヒットを収めます。よって、この記事「なごり雪」の特集は、かぐや姫時代の伊勢正三さんの作品をイルカさんが歌って有名になり、また天地真理さんもアルバムの中でカバーをした、という説明が正しいかと思います。


そんな有名な曲「なごり雪」をイルカさんと正やんとのコラボでお聴き下さい。







そして最後は天地真理さんによるカバーです。今回は Youtube から最適な作品が見つかりました。98junyugo さんの作品からどうぞ。







お聴きいただき如何でしたでしょう?

イルカさんもいいですが、真理さんの「なごり雪」も独特の味があっていいです。でもこの曲は多くのアーティストの方々によってカバーされています。その一端をご披露したいところですが、余りに多くの曲を既にご紹介してしまいました。皆さん既にお疲れでしょう。でも真理さんの優位性をお伝えするには比べてみないと本当に分からないのです。ここは敢えてお時間をいただいて、3名の方の歌声をお届けしてお開きとさせていただきますので、今しばらくお付き合い下さい。


まずは男性代表で徳永英明さん。sj15272001 さんの作品からどうぞ。






続きまして、女性の一人目は坂本冬実さん。dougatarou30 さんの作品です。






そして最後は石川ひとみさん。y1iueo1 さんの作品です。







さて、お聴きいただき如何でしたでしょう?

私は真理さんの優位性をお伝えしたくてこの記事を書いておりますので、どうしても真理さんに寄った評価になってしまいます。でも今回ご紹介した3名は数多いカバーされているアーティストの中でも選りすぐりですので、上位での比較をしていただきたくお届けしています。その辺をご理解の上で、ご判断いただきたいと思います。





今回は名曲「なごり雪」にちなんで長々と書いてしまいました。作詞・作曲をされた伊勢正三さん、ヒットさせたイルカさん、そして時代背景が私を駆り立てました。長々と失礼いたしました。

私は真理さんの優位性を固く信じて疑いません。皆さんもそれぞれご判断下さい。











さて次回は「ウイスキーの小瓶」です。

どうか気長にお待ち下さい。





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伊勢正三さん

プレミアムBOXを購入してまだ4ヶ月ですが、その中で最も多く聴いたアルバムが「私は天地真理」だろうと思います。
「なごり雪」でも伸びやかで、透明感のあるファルセットが炸裂していますね。イルカさん、伊勢正三さんよりも真理さんの歌い方は力強いですが、最後の「去年よりずっときれいになった」のあたりで何とも言えない切なさが表現されているように感じます。
伊勢正三さんの作品で印象的なのは「風」時代77年に出たLP「海風」です。「ささやかなこの人生」やその延長線上にあったフォーク調から一転して、洗練されたシティポップ作品を発表されたことに衝撃を受けました。本当に幅広いセンスを持ったミュージシャンですね。
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