告悔




【 通算239号 】


6月17日、本日のお題は、告悔




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1976年6月1日発売のアルバム『私は天地真理』について、ご紹介しています。



この真理さんの12枚目のアルバム私は天地真理の表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

lp_12_20120413001436.jpg


A面
1 水色の恋
2 童話作家
3 「いちご白書」をもう一度
4 春の風が吹いていたら
5 夏を忘れた海
6 お嫁においで
7 矢車草


B面
1 ひとりじゃないの
2 若葉のささやき
3 ふたりの日曜日
4 なごり雪
5 ウイスキーの小瓶
6 哀しきマリオネット
7 告悔
8 オー・マリヤーナ
9 矢車草(アンコール)





本日のご紹介は「告悔」です。

この曲は、プレミアムボックスではDISC9の14番に当たります。




この曲に感激された方、もっと天地真理の世界を堪能したい方はこちらのサイトでプレミアムボックスをお求めになれます。


box.jpg

ソニーミュージック「プレミアムボックス」購入ページ







前回の「哀しきマリオネット」でもお話しましたが、私はグレープの2枚目のアルバム「わすれもの」を購入することができました。前回ご紹介しました3枚目のアルバム「コミュニケーション」はグレープの最高傑作と評されているようですが、私的にはこのアルバム「わすれもの」にもグレープらしい素敵な曲が収録されており、購入して良かった、と思っています。

その構成は次のようです。

わすれもの - index

わすれもの - omote2  わすれもの - ura2






私的には「精霊流し」「あこがれ」が好きです。これらについても、いつの日にかご紹介したいな、と思います。




作詞・作曲:さだ・まさし
編曲:竜崎孝路

私は心のままに 生きて来た
そしてその為に 人を傷つけて来た
私は嘘をつかずに 生きて来た
けれどその度に 私も傷ついて来た

人はそれも知らずに
私をそしり続ける
心のままに 生きてゆくのは
いけない事でしょうか

私はあなたの為に 生きて来た
そしてその為に 人を傷つけて来た


人はそれも知らずに
私をそしり続ける
心のままに 生きてゆくのは
いけない事でしょうか

私はあなたの為に 生きて来た
そしてその為に 人を傷つけて来た





さて、この「告悔」という曲、さだ・まさしさんによる作詞・作曲ですが、アルバムの中では、メインボーカルは吉田雅美さんが歌っています。まずはそちらからお聴きいただきましょう。

今回も Youtube を探しましたがこの「オリジナルバージョン」は見当たりませんでした(なので自分でCDを購入しました)ので、再びスリーピーの手抜きスライドショーで失礼致します。この紙面からの限定公開です。






続きまして、さだ・まさしさんがソロで歌っているコンサートバージョンです。こちらは Youtube からお借りすることができましたので、お聴きいただきましょう。moonbook3393 さんの作品です。どうぞ。








お聴きいただき如何でしたでしょう?

最初のオリジナルバージョン、さださんは背後で歌っていますが、吉田さんの歌唱はさださんとはまた違った雰囲気の歌唱ですね。さださんの声が爽やかですっきりしているのに比べて、吉田さんの声は柔らかで温かくて。曲全体としては、編曲の小野崎孝輔さんのお力によるものでしょうか、さださんが背後で歌い、バラード調に仕上がっています。これにより歌詞の辛辣さが軽減されていますね。

そして、さだ・まさしさんがソロで歌っている方は、まさに「神の前に跪いてざんげする」ような雰囲気の仕上がりとなっています。「人はそれも知らずに 私をそしり続ける」の最高潮では突き刺さるような強さを感じます。

この二つのバージョンの違い、ソロでは歌詞本来の意味を表現できるものが、デュオではそれがままならない。その辺がグレープを解散してお二人がソロに転向するきっかけであったのかもしれません。あ、これは本題から逸れてしまいました。






そして、今度は真理さんによる「告悔」です。今回も Youtube から見つけることができましたので、そちらをお借りしてのご紹介です。kichizo5889 さんによる作品ですが、こちらはアナログ再生されたものを録音して下さっています。CDからのデジタルでは聴こえない広がりを感じますね。まさに真理さんの渾身の熱唱を身近に感じられます。それではお楽しみ下さい。








お聴きいただき如何でしたでしょう?

真理さんがこの曲をコンサートで採り上げるに至った理由については、ここで多くを述べるのは避けたいと思います。「私はこの曲を歌いたかった」というお言葉をそのまま受け止めて、その歌唱から真理さんの当時のお気持ちを察して差し上げることの方が、喜ばれると思います。

今回は1976年当時の天地真理さんの心境を垣間見ることの出来る曲「告悔」をお届け致しました。皆さま、ご一緒に当時のコンサートでの真理さんを思い浮かべてみませんか。






なお、この曲については去る2010年2月21日にもご紹介しています。ファンに復活したての私があれこれと訳の分からないことを書いているなと、今思い返しています。お時間のある方はこちらにも足をお運び下さい。下の緑の文字をクリックしていただくとジャンプします。

2010年2月21日 告悔












さて次回は「オー・マリヤーナ」です。

どうか気長にお待ち下さい。





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Re: グレープラストコンサート

enken さん、こんばんは。

「告悔」に関してのグレープのラストコンサートの情報有難うございます。

「人はそれも知らずに私をそしり続ける」「心のままに生きていくことは、いけないことでしょうか」この辺りが真理さんの訴えたかった部分ではないかと思います。

・クラシックの声楽を学んでいるし、自分でも自信があるのに、歌が下手だと言われる
・根も葉もないことをでっち上げてのゴシップはひどい
・歌をただ歌いたい、それが私の心なのに

「皆さん、今日は本当に有難うございました」というコンサート最後の言葉が印象的です。そう、彼女は「歌を歌いたい」そう訴えていたのだと思うのです。

enken さん、余りご返事できませんが、またお越し下さい。お待ちしております。

グレープラストコンサート

スリーピーさんこんばんは。スライドショー楽しませていただきました。
先日、長年未聴だった"伝説の神田共立ライブ・グレープラストコンサート"3枚組CDを聴くことができました。"告悔"はオリジナル同様吉田さんがリードボーカルを執っています。オリジナルではAメロ途中からさださんが参加しデュエットとなりますが、このライブでは「人はそれも知らずに~」以下のBメロ部分だけがデュエットとなり、美しいハーモニーを聴かせてくれます。真理さんは解散コンサートに参加されたということなので、このバージョンを聴いてインスパイアされたのかもしれません。
真理さんバージョンの"告悔"を聴いているとストリングスを前面に出した重厚なアレンジと、切々と語りかけるような歌声に引き込まれます。そしてサビの部分ではピッチの高まりとともに感情移入がMAXとなり、聴き手の感動も高まっていく・・・。カバー曲であっても自分のものにしようと真摯な姿勢で努力されたからこそ、これほど起伏豊かな表現が可能になったのでしょう。
74年頃の真理さんは「人生は短いのだから、我慢することはよくない」といった発言をされていました。「とにかく今日、私はこの歌を歌いたかった」理由について、そういう生き方との関連があるのかと考えてみましたが具体的なことは何も分かりませんし、詮索しても意味のないことと今では思っています。
不器用な真理さんが残してくださった精一杯のメッセージ="愛と心"がこめられた歌声に感謝しながら、これからも"私は天地真理"を聴き続けていくことでしょう。そして見事な音質でリマスターCD化してくださった、CBSソニーさんにも感謝の気持ちで一杯です!

Re: 真理さんの心

長文のコメント、有難うございます。

真理さんに対する誤解は、当時のファンなら多かれ少なかれ抱いていたものだろう、と今思っています。1976年当時、真理さんのコンサートに足を運んだファンでさえ「以前は若気の至りで声を張り上げることもあったけれど、最近は上手くなったから安心だね」という、下手な時期も受け入れ、上手くなってからも受け入れる、という変な納得の上で応援し続けていたのではないかと思うのです。

一方、真理さんからすれば別の言い分があったと思うのです。それは「クラシックの発生法では、お腹から大声を出すのが基本であるのに、J-POPの場合は強弱が頻繁に変化するし、クライマックスと言えども最大音量という必要はないですから、少し調整を誤ると声が出過ぎてしまう。それが過密スケジュールで音合わせも無く歌わせられて、最善の状態を保てないまま、歌い終わってしまう。そんな繰り返しであった」のではないか、と想像しています。

つまり、「若気の至り」というのも誤解であり、歌が上手くなったという評価もある意味誤解で、確かに上手くなったように聴こえますが、本質的な上手さはデビュー時から変化はなく、単に落ち着いて丁寧に歌うようになったからミスが少なくなったというだけのこと、なのではないかと思うのです。

この点、近い将来にご本人の意見を伺ってみようと思います。ファンクラブの Website で披露され始めている真理さんの肉声の中で、質問の一つとして採り上げていただこうと思っています。

真理さんの心

スリーピーさん おはようございます!

「告悔」、さだまさし さんの歌は流石に上手いですね。
私も さだまさし さんは好きです。

2010/10/21の過去ログも拝見させていただきましたが、当時の真理さんは過密なスケジュールの中、TVでぶっつけ本番で歌わされて歌が上手く歌えない為にアイドル歌手の「天地真理」は歌が下手と批評されてしまったのですよね。
アルバムを聴いているファンの人はその様な事は無いと思いますがTVの力はすごいですね。
私も天地真理は実は下手だと思ってしまいました。
正直レコードではなんとか上手く歌っていると思っていました。
アルバムにおまけで付いている真理さんのメッセージのピアノ演奏もあまりにも上手いのでプロの方が代わりに弾いていると思っていました。
それはみんな大きな間違いでした。
ウイスキーの小瓶の記事のコメントのお返事をスリーピーさんからいただきましたが、ミュージアム講座で真理さんの好きな言葉は「愛、心」だと仰っていました。
一見それなりの言葉に聞こえてしまいますが。
真理さんは本当に歌は「愛、心」だと、歌を始めてから今もそう思って仰ったと思うのです。

歌は上手く歌えばいいのでは無くて心を皆に伝える手段であると真理さんは考えていると思います。

2010年10月に放送された「解禁」の番組の中で真理さんは "ファンの皆さん辞めてしまってごめんなさい" と仰っていましたがきっと真理さんはアイドル歌手としての事ばっかりの話題やゴシップばっかりで歌で心が伝わらなくなってしまい疲れきってしまったのだと今になって私は思います。
気が付くのが凄く遅過ぎましたね。

また、ファンクラブ通信Vol.3で真理さんは仰っていましたがプロになる前からジャズもお好きな様ですね。
私は初めて知りました。
そう思うと、私は良く分からないのですがジャズは心を伝えている様ですよね。
なるほどと思いました。

真理さんの言葉は平凡で飾りの無い言葉ですがとても大事な事を仰っています。
そうです!歌は「愛、心」なんです。

昨年の「天地真理40周年祝賀会」の時の 水色の恋 や ひとりじゃないの はファンの皆に感謝の心で歌ってくれたのだと思っています。
だから、声が出なくても歌ってくれたのだと思っています。
プライドだけでは絶対に真理さんは歌わなかったと思います。
良く考えると真理さんは本当に正直で真面目で信念が一貫しています。
それが不器用と思われてしまう様ですね。
「告悔」を歌った時は本当に真理さんの想いをファンの皆さんに伝えたかったのだと思います。
上手く歌うのでは無くて…
気持ちを伝える為に…
だから、真理さんの歌は癒しを与えてくれるのだと思います。
私はそう言う意味で真理さんを尊敬しています。
過去のアイドル歌手だからではないのです。
でも、真理さん可愛いですね。

真理さんのチョットした言葉を真剣に受け止めています。

そういう人は多くは語らないのです。
プロフィール

スリーピー

Author:スリーピー
真理さんを応援するブログへようこそ!

真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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