風花のさよなら
4月5日、本日のお題は「風花のさよなら」
アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、アルバム「童話作家」に収録されている曲をご紹介しています。
真理さんの13枚目のアルバム「童話作家」のおもて表紙と、収録の構成は次のようです。
A面
童話作家(ワンコーラスのみ)
出不精のピーターパン
返信
ひこうき雲
二月の風景画
風花(かざばな)のさよなら
童話作家(フルコーラス)
B面
夢ほのぼの
矢車草
愛がほしい
海辺まで10マイル
一杯のレモンティー
愛の渚
本日のご紹介は、「風花のさよなら」です。
「童話作家」に収録されている曲のご紹介も、今日で中日、折り返し地点ですね。明日からはB面をご紹介して参ります。
さて、この「風花のさよなら」ですが、こちらも「二月の風景画」と同じく、別れを締めくくりを歌っていますね。
作詞:小谷 夏
作曲:佐瀬寿一
編曲:船山基紀
これでさよならだから
赤いブーツをはきました
白は寂しすぎるし、黒は心がしずみます
雪が花びらみたい、あなたの肩に掛かります
どうせ消えて行くのに一つ二つとあどけなく
こんなとき何も言えないものですね
風花が空に舞うのを見てるだけ
いつも賑やかなのに
街がなんだか静かです
時が止まったようで、今朝は上手に笑えません
これが今年最後の春も間近な雪でしょう
みんな終わりましたね、いろんなことがあったけど
こんな日はへんに明るいものですね
風花が空に舞うのがきれいです
”これで、さよならだから”で始まるこの歌詞ですが、一体何に別れを告げるのか、漠然としています。”赤いブーツを履きました”は女性にとってどういう意味があるのでしょう?私は、真理さんという人が明るい人なので、例え別れの場面であっても、明るく明るく振舞うためだと思います。
”雪が花びらみたい、あなたの肩に掛かります”彼の後ろを歩きながら、風花が寂しさに追い討ちを掛けているのでしょうか。”どうせ消えていくのに、ひとつふたつとあどけなく”「どうせ」の響きが、更にわびしく感じますね。
結果的に、この曲を最後に3年間の休業に入る彼女でしたが、それは突然にやって来て、ファンにお別れさえ言えなかった。それはそれは、寂しいものであったことでしょう。
”今朝は上手に笑えません”このフレーズを読むたびに、まさにこの曲は真理さんの曲なんだなと感じます。何故かって?笑う=真理さんだから。”みんな終わりましたね、いろんなことがあったけど”この終わりは、何の終わりなのか。青春の終わり、恋の終わり、結果的に天地真理の時代の終わり、という方もおられますね。”風花が空に舞うのがきれいです”この、きれい、という言葉が、何かきっぱりとした気持ちを表現しているように思います。再起に向けての決心のようにも。
それでは、この曲をお聴き下さい。出典は、スリーピーです。
如何でしたか? この曲が、このアルバム「童話作家」の山場であったように思います。それほどに淡々としている割には、説得力のある曲だと思いました。
3年後に生まれ変わった天地真理として再起を果たす、真理さんの強い気持ちの表れのように思います。
次回は、「夢ほのぼの」です。 どうぞ、お楽しみに!
アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、アルバム「童話作家」に収録されている曲をご紹介しています。
真理さんの13枚目のアルバム「童話作家」のおもて表紙と、収録の構成は次のようです。
A面
童話作家(ワンコーラスのみ)
出不精のピーターパン
返信
ひこうき雲
二月の風景画
風花(かざばな)のさよなら
童話作家(フルコーラス)
B面
夢ほのぼの
矢車草
愛がほしい
海辺まで10マイル
一杯のレモンティー
愛の渚
本日のご紹介は、「風花のさよなら」です。
「童話作家」に収録されている曲のご紹介も、今日で中日、折り返し地点ですね。明日からはB面をご紹介して参ります。
さて、この「風花のさよなら」ですが、こちらも「二月の風景画」と同じく、別れを締めくくりを歌っていますね。
作詞:小谷 夏
作曲:佐瀬寿一
編曲:船山基紀
これでさよならだから
赤いブーツをはきました
白は寂しすぎるし、黒は心がしずみます
雪が花びらみたい、あなたの肩に掛かります
どうせ消えて行くのに一つ二つとあどけなく
こんなとき何も言えないものですね
風花が空に舞うのを見てるだけ
いつも賑やかなのに
街がなんだか静かです
時が止まったようで、今朝は上手に笑えません
これが今年最後の春も間近な雪でしょう
みんな終わりましたね、いろんなことがあったけど
こんな日はへんに明るいものですね
風花が空に舞うのがきれいです
”これで、さよならだから”で始まるこの歌詞ですが、一体何に別れを告げるのか、漠然としています。”赤いブーツを履きました”は女性にとってどういう意味があるのでしょう?私は、真理さんという人が明るい人なので、例え別れの場面であっても、明るく明るく振舞うためだと思います。
”雪が花びらみたい、あなたの肩に掛かります”彼の後ろを歩きながら、風花が寂しさに追い討ちを掛けているのでしょうか。”どうせ消えていくのに、ひとつふたつとあどけなく”「どうせ」の響きが、更にわびしく感じますね。
結果的に、この曲を最後に3年間の休業に入る彼女でしたが、それは突然にやって来て、ファンにお別れさえ言えなかった。それはそれは、寂しいものであったことでしょう。
”今朝は上手に笑えません”このフレーズを読むたびに、まさにこの曲は真理さんの曲なんだなと感じます。何故かって?笑う=真理さんだから。”みんな終わりましたね、いろんなことがあったけど”この終わりは、何の終わりなのか。青春の終わり、恋の終わり、結果的に天地真理の時代の終わり、という方もおられますね。”風花が空に舞うのがきれいです”この、きれい、という言葉が、何かきっぱりとした気持ちを表現しているように思います。再起に向けての決心のようにも。
それでは、この曲をお聴き下さい。出典は、スリーピーです。
如何でしたか? この曲が、このアルバム「童話作家」の山場であったように思います。それほどに淡々としている割には、説得力のある曲だと思いました。
3年後に生まれ変わった天地真理として再起を果たす、真理さんの強い気持ちの表れのように思います。
次回は、「夢ほのぼの」です。 どうぞ、お楽しみに!