2020年オリンピック招致 - 虹と雪のバラード -




【 通算341号 】

9月13日(金曜日)






去る9月8日(日曜日)の早朝、外出から帰った私を嬉しいニュースが出迎えてくれました。それは「2020年オリンピック・パラリンピック」の東京での開催が決定したというニュースでした。

でも、それを観た瞬間は大した感動は覚えず、「え、スペインのマドリードが優勢だったはずだけど、...」という感じで、「一体何が起こったんだろう」と新たな疑問を覚えたものでした。当時は安倍首相がブラジル入りして、放射能問題にも明確な回答をした、というニュースも流れていましたので、安倍さんの演説があれほどに質問攻めにあっても明確に答えられなかった劣勢を翻すだけの効果があったのかと、半分疑うような面もあったのです。

しかし、9月10日(火曜日)にブラジルから帰ったオリンピック招致メンバーを迎えるニュースを観ながら、やっとその原因が現地で熱心にスピーチを行った招致メンバーの功績であることを知り、再び感動のルツボに陥りました。






現地、ブエノスアイレスでの最終プレゼンでスピーチを行ったのは7名+1名だそうです。


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ここに7名+1名と書きましたのは、招致目的でスピーチを行ったのが7名で、もうひとかた、皇族というお立場から招致という行為ではなく、東日本大震災などの震災への援助に対するお礼という形で参加されたのが、高円宮妃久子さまでした。

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この方は、7名の招致のためのスピーチの前に登壇され、次のような挨拶をされたそうです。ここに高円宮妃久子さまのご挨拶の内容を引用させていただきます。



「会長、IOC委員の皆様、本日この場で皆さまの前でお話しさせていただく機会を得たことは、大変光栄です。

 まず、日本の国民を代表して、皆さまに「ありがとう(感謝)」の気持ちを伝えさせていただきます。

 2011年、日本は大きな地震と津波に襲われました。その際、IOC及びスポーツ界の皆さまは、支援の手を差し伸べてくださいました。日本は、そのご厚意を決して忘れることはありません。その御礼の意味でも、私たちは、将来に向かって歩き出したいと願っています。

中略

 IOCによる特別な支援プログラムである「TSUBASAプロジェクト」は、多くの子供たちに笑顔をもたらしました。そして、若いアスリートたちに希望を与えました。「TSUBASA」とは、日本語で翼(wing)を意味します。多くの若者たちが、この翼により、将来の夢に向かって、羽ばたいていくことを期待しております。

中略

 IOCの総会でお話しをするのは初めてのことかもしれませんが、日本の皇族は常に積極的にスポーツを支援してきました。

 例えば、宮さまは熱心なスポーツマンでいらっしゃいました。そして、私は、宮さまが務めていらした9つのスポーツ団体の名誉総裁を引き継ぎました。おかげさまで、それにより、私はとても忙しく過ごしております。

中略

 さて、これから、いよいよTEAM JAPANのプレゼンテーションが始まります。

 ご存知のように、彼らは大変な努力を注ぎ込んでまいりましたので、このプレゼンテーションを皆さまが説得力のあるものとして聞いていただけることを願っています。

 このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。」





この方、9つのスポーツ団体の名誉総裁を務めていらっしゃるそうですが、なかなかの交渉上手であられます。「12時を過ぎてからが本番です」といったお言葉をあるメンバーにお掛けになったそうですが、夜のプライベートの時間さえも利用して、IOCの役員のほとんど全員とお話をなさったそうです。

2020年招致が決まってしまうと、7年後に目が向いてしまいがちですが、このような陰の功労者についても皆さまに知っていただきたい、そんな気持ちでこの記事を書いています。



その他の個々人のスピーチ内容はメディアによって評価がマチマチで、滝川クリステルさんの「日本のおもてなし」を賞賛する記事があれば、安部首相の放射能汚染に対する歴然たる態度を持ち上げる記事、等々がありましたが、NHKのニュースウォッチ9(そのニュース、核心はどこだ)だけは、パラリンピアンの佐藤真海選手を帰国当日の番組に招待して、その番組の実に4分の1程度をその報道に充てるという徹底ぶりで、彼女の功績に賞賛を与えていました。

ここにその一コマをご紹介します。

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19歳で右足を失い、仙台で被災もされました

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彼女も2020年招致の立役者であることは間違いありません


彼女のスピーチを聞いて、IOC役員の中には涙を流していた人さえいたそうです。”スポーツの力”心をつかんだスピーチ、という表題はまさにその通りだと思います。





さて、折しも東日本大震災から2年半が経過したこの9月11日。厚生労働省によりますと、仮設住宅は、3月末現在、宮城、岩手、福島など7県に「みなし仮設住宅」を含め、計約11万8千戸あり、約29万人の方が入居されているそうです。

遅々として進まない復興政策に追い打ちを掛けるように、福島第一原発の深刻な汚染水の問題が再浮上して、近隣の漁民の皆さんは漁を再開したくとも「東電がご和算にした」と怒っておられます。アベノミクスや尖閣諸島論議で汚染水問題を東電任せにしてきた政府。民主党ばかりが揶揄されて、自民党がもてはやされてきましたが、過去の問題を解決できているのかと言えば、それは否だと思います。

オリンピックと災害復興や外交・経済問題は別とも言えますが、7年後には笑顔で海外からのアスリート達を迎えたいものです。




最後は政治にまで口を出してしまい、失礼しました。

オリンピックの話題とくれば、天地真理さんの「虹と雪のバラード」でしょう。最後はこの曲で締めたいと思います。

スリーピーの愚作ですが、ワンコーラスでどうぞ。

[虹と雪のバラード]

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それでは、これから始まる秋の夜長を、心静かにお過ごし下さい。

ではまた!










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