あの素晴らしい愛をもう一度




5月30日、本日のお題は「あの素晴らしい愛をもう一度」


アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1971年12月21日発売の「水色の恋/涙から明日へ」について、ご紹介しています。




真理さんのファーストアルバム「水色の恋/涙から明日へ」のおもて表紙と、収録の構成は次のようです。

水色の恋/涙から明日へ



A面

01 水色の恋
02 なのにあなたは京都へゆくの
03 あの素晴らしい愛をもう一度
04 涙は明日に
05 悲しき天使
06 忘れていた朝

B面

07 涙から明日に
08 忘れな草をあなたに
09 虹と雪のバラード
10 恋は水色
11 恋人もいないのに
12 バタフライ


本日のご紹介は、「あの素晴らしい愛をもう一度」です。


まず、このような名曲を採り上げる機会を与えていただき、幸いです。もし、天地真理さんの楽曲をブログでご紹介する企画を行っていなかったならば、決して触れることのない曲だったように思います。フォークソングの原点とも言えるこの曲は、それほどに重い、簡単に語り尽くせない曲だからです。

加藤和彦さんが、去る2009年10月に鬱病が悪化して、軽井沢で自殺をされたことを、私は今日の今日まで知りませんでした。「加藤和彦さん=あの素晴らしい愛をもう一度」という図式が私の中になかったからです。それからです、彼について調べ始めたのは。

加藤さんは、ザ・フォーク・クルセダーズの一員として、1968年に最初のシングル「帰って来たヨッパライ」をヒットさせ、親の後を継いで仏門に入るのをやめ、プロ歌手の道へ進む事になりました。常に一歩先、二歩先を考えて、新しい作品を創出される方で、色々な分野に対してアイデアを発信され、1990年代には、スーパー歌舞伎にも参加されたそうです。『青年は荒野をめざす』『悲しくてやりきれない』『家をつくるなら』「イムジン河」等々、名曲は数限りなく、生涯に作曲された曲は3,000にも上ると言われております。

天地真理さん関連では、「ミモザの花の咲く頃」「季節はずれの白いボート」などを作詞をされた、安井かずみさんとご夫婦でいらした方です。

それでは、特別に加藤和彦さんを偲んで、懐かしい音源をお聴き下さい。

[高画質で再生]

加藤和彦さんを偲んで [無料BBS]


加藤さん、長いようで短い人生、お疲れ様でした。ご冥福を祈ります。






さて、それでは本題に戻りまして、「あの素晴らしい愛をもう一度」について触れて参りましょう。

作詞: 北山修
作曲: 加藤和彦
編曲: 葵まさひこ

命かけてと誓った日から
すてきな想い出残してきたのに
あの時同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤トンボの唄を歌った空は
なんにも変わっていないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるよで
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度




いわゆる聴き比べで進めて参ります。

まず最初は、本家本元の、加藤和彦さんで、亡くなる前年にウクレレを弾きながら、歌われた加藤さんのお姿をご覧下さい。中央でウクレレを弾いているのが加藤さんで、右後ろに泉谷しげるさんの姿もあります。
出典は、sean2055jp さんです。






次は、同じくこの曲をカバーしている方々のお声です。

まず本田路津子さん。私が、真理さんの最大の強敵と考えている方です。出典は、HondaRutsuko さんです。





そして、桑田桂祐さん。これはかなり陽気ですね。出典は hironobu05 さんです。





次は、三倉 茉奈・佳奈のお二人。若々しさが最大の武器ですね。出典は、1945August さん。





次は、中澤裕子・ばんばひろふみさんのお二人。異色のコンビで、年の差が心配です。出典は、elevenwota さん。








そして、本命の真理さんの歌唱です。ワンコーラスですが、スリーピーが作りました。








お聴きになって如何だったでしょうか?

この曲のカバーリストを見てみますと、勿論色々な方々がカバーしている名曲なのですが、最も筆頭に最初にカバーしているのが、真理さんとなっています。こんなことを申し上げると、真理さん自体も今では、古い存在に聴こえそうですが、加藤さんの享年67歳でギターを弾いているお姿を拝見してみても、若々しい、時代を感じさせない力がありますね。今の真理さんにもそのお力はまだ十分におありと私は考えています。


さてさて、余談はそのくらいにして、歌い比べ、聴き比べですが、やはり本田路津子さんの強烈な高音は、見事ですし、他の皆さんのお声も素晴らしいのですが、真理さんのファルセットの清清しさと、「心と心が」で始まる後半の力強さは、本田路津子さんをも凌ぐものがあります。私はこの点を評価して、真理さんに一票入れたいと思います。皆さんは如何でしょうか?

ということで、甲乙つけ難く、人によって好みの問題もありますので、一方的な勝敗、結論は出さないことに致します。

それでも、私は真理さんですけどね。



皆さま、長時間のお付き合い、有難うございました。

次回は、「涙は明日に」です。どうぞ、お楽しみに!







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Re: あの素晴しい愛をもう一度

Cosmopolitan さん、新年おめでとうございます。

ご投稿いただき、有難うございます。

Cosmopolitan さんにコメントをいただくことは、特別に有難さを感じます。私共のような素人が幾ら、天地真理さんの歌唱力の巧みさを唱えても、その専門的知識の乏しい軽薄さから、余り説得力を伴わないのが現実なのですが、Cosmopolitan のように文化・芸術に造詣の深い方に論じていただくと、限りない力強さを感じるのです。

稚拙な素人文面で誠に恐縮ですが、今後とも辛口コメントをいただけると有難く存じます。今後ともよろしくお願い致します。

あの素晴しい愛をもう一度

あけましておめでとうございます。

平成23年元旦

じつはスリーピーさんと同じテーマで昨年末に私のブログに書きました。たまたま、北山修さんの特集をテレビでやっていたので、それをきっかけに書いたものです。先に、こちらを拝見していたら書かなかったかも知れませんが、それでも同じテーマの記事を拝見して興味深く拝読しました。私は、北山修さんと同じ世代でしたので、ちょうど70年安保の頃のことを思いだし、たいへんなつかしく読ませて頂きました。今後とも、どうかよろしく。

Re: 聞き比べてみました。(^^)

夏海さま

コメント有難うございます。

特別な人。特別な世界。素晴らしい方。

『特別』『素晴らしい』、この言葉が真理さんにぴったりですね。

聞き比べてみました。(^^)

こんにちは。
今日、仕事帰り真理さんの曲を聴いて帰ってきました。
あの素晴らしい~・・・・・は、曲が素晴らしいので、それぞれ楽しめました。
加藤和彦さんは、すごい人だったんですね。
本当に残念です。

真理さんの最大の強敵と書いてあるので、ちょっと、どきっとしながら、本田様の曲をじっくり聴いてみました。

そして、これはもう、比べるものではないような気がして参りました。

まな、かなさんも、若さで勝負といったところでしょうが、真理さんも

この曲を歌われたときは、同じ年頃だったのでしょうか。

桑田さんは、思い切り弾けてますね~!

桑田さんらしくて、いいな~と思います。(^^)

真理さんの歌声は、スリーピーさんがおっしゃるとおり、清々しいんですよね。それでいて、森の中で、思い切り、深呼吸しているような
気持ちになって、体が楽になるんです。(私の場合)

後、異色の、コンビ、年の差が心配だそうですが、ばんばさんは、優しい方で、中澤さんはしっかり者なので、安心してください!

真理さんの声は、スピルチュアル・ボイスと言ったらいいのでしょうか。

特別な方ですね。言葉を知らないので、なんと言ったらよいか、わからないです。

とにかく、素晴らしい方です。プレミアムBOX,購入して、本当に良かったです。

Re: 風のように

ひこうき雲さま

ご感想有難うございます。

別次元の真理さん。あの当時、若干20歳。

曲の一つ一つを自分なりに解釈して、自分の世界を作り上げる。

そんな真理さんは、さすがですね。

風のように

この曲にはぜひコメントさせてください。
私にとっては真理さんが歌うこの曲は比較を超えています。○○より優れている、というのではなく、絶対的な価値なんですね。
最初のひそやかな歌いだしだけでも他の人とはまったく違いますが、特に3番に入ると、真理さんのうたは別次元になります。まるで、風そのものになったような変幻自在の表情、「広い荒野にポツンといる」ような寂寥感。すばらしいとしか言いようがありません。


プロフィール

スリーピー

Author:スリーピー
真理さんを応援するブログへようこそ!

真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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