忘れな草をあなたに




7月7日、本日のお題は「忘れな草をあなたに」


アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1971年12月21日発売の「水色の恋/涙から明日へ」について、ご紹介しています。




真理さんのファーストアルバム「水色の恋/涙から明日へ」のおもて表紙と、収録の構成は次のようです。

水色の恋/涙から明日へ



A面

01 水色の恋
02 なのにあなたは京都へゆくの
03 あの素晴らしい愛をもう一度
04 涙は明日に
05 悲しき天使
06 忘れていた朝

B面

07 涙から明日に
08 忘れな草をあなたに
09 虹と雪のバラード
10 恋は水色
11 恋人もいないのに
12 バタフライ


本日のご紹介は、「忘れな草をあなたに」です。




この曲の曲名となっている「忘れな草」について、少し触れてみましょう。

・紫(むらさき)科。
・学名 Myosotis alpestris
Myosotis : ワスレナグサ属
alpestris : 亜高山の、草本帯の
 Myosotis(ミオソティス)はギリシャ語の「myos(はつか鼠)+ otis(耳)」が語源。
 葉が短くて柔らかいことに由来。

・ヨーロッパ原産。
・春から夏にかけて青または紫色のかわいらしい花が咲く。5弁花。
・「忘れ名草」とも書く。
・別名 「フォーゲットミーノット」
  forget-me-not 本来の名前。和名はこれの和訳。”私を忘れないでください”

忘れな草


ドイツの伝説で、ドナウ川の岸に咲くこの花を
恋人ベルタに贈ろうとして、誤って川に落ちて死んでしまった
騎士ルドルフの物語からきている。その後ベルタはその言葉を忘れず、
この花を一生髪に飾り続けた。

といった具合で「忘れな草」は恋人想いの一途な花なんですね。




作詞:木下龍太郎
作曲:江口浩司
編曲:馬飼野俊一


別れても 別れても
心の奥に いつまでも いつまでも
憶えておいて 欲しいから
幸せいのる 言葉に換えて
忘れな草を あなたに あなたに

いつの世も いつの世も
別れる人と 逢う人の 逢う人の
運命は常に あるものを
ただ泣きぬれて 浜辺に採んだ
忘れな草を あなたに あなたに

よろこびの よろこびの
泪にくれて 抱き合う 抱き合う
その日がいつか 来るように
二人の愛の 想い出添えて
忘れな草を あなたに あなたに




この曲は、大御所の皆さんがカバーしておられますので、一体誰の持ち歌であるか、お分かりにならない方もおいでかと思います。スリーピーが調べましたところ、ヴォーチェ・アンジェリカという女性ばかりの六重唱団が1963年にオリジナルとして歌い、ついで1965年に梓みちよさん、1971年に倍賞千恵子、そして、菅原洋一さんの順に歌い継がれて、ヒットに繋がったと聞いています。


梓みちよさんといえば、「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」がヒット曲として有名ですね。そして、倍賞千恵子さんといえば、古くは「おはなはん」から始まり、寅さんの妹役「さくら」を長年に渡って演じ、最近では「ハウルの動く城」で声優を務めたりと老いても多才な女優でいらっしゃいます。また、菅原洋一さんといえば、紅白歌合戦に22回も出られ、大ヒット曲「今日でお別れ」を歌われた歌手の大御所でいらっしゃいます。

そんな女優、歌手の大御所の皆さんと競い合う真理さんは偉いことですよ。




今宵は、そんな方々のオリジナル、そしてカバー合戦と参りたいと思います。



それでは、まずはオリジナルとして世に問うた方々の歌声をお聴きいただきましょう。

まず、ヴォーチェ・アンジェリカの皆さんの歌声。こちらは残念ながら映像としては入手することができませんでした。しかし、音声としては見つかりましたので、次のサイトをよろしかったら尋ねてみて下さい。(下の赤い文字をクリック)

ヴォーチェ・アンジェリカの六重唱

六人による重唱と同時に、6人それぞれの声が時おり聞こえて、違った意味での魅力のある歌唱ですね。それにしても1963年(昭和38年)の録音がこんなにも明瞭に聴こえるとは素晴らしいです。

ヴォーチェ・アンジェリカ




続きましては、梓みちよさん。こちらの歌声も素晴らしいものです。「二人でお酒を」しか知らなかった私は唖然としました。 出典は catchball33 さんの作品です。






そして倍賞千恵子さん。hakaseSumomo さんの作品ですが、カラオケ形式でありながら、倍賞千恵子さんのクッキリとした姿も堪能でき、素晴らしい仕上がりとなっています。倍賞千恵子さんの歌声も素晴らしいですね。






続きまして、菅原洋一さんの登場です。出典は19522249さんの作品。こちらは大御所に相応しいステージです。感動ものですよ。






カバー曲として、森昌子さんを採り上げさせていただきます。こちらは furusatoressya さんの作品です。森昌子さんは、私と同郷の栃木県のご出身。前々から歌唱力には定評がありました。やはりお上手ですね。





そして、最後に真理さんの登場です。今回の特集はもちろん「忘れな草」です。ワンコーラスですが、真理さん、頑張って下さいね。

[忘れな草をあなたに]

 []






お聴きになって如何だったでしょうか? あの素晴らしい方々と競演すること自体、真理さんの歴史といいますか、存在感を感じざるを得ないスリーピーですが、いざ歌唱の評価となりますと先入観無しで、厳しく行わねばなりませんね。

私、スリーピーとしましては、皆さまそれぞれが素晴らしい歌唱をされていて、甲乙付けがたいのが本当のところです。しかし、若干20歳(当時)でこの曲に挑戦した真理さんの勇気を讃えて、一票入れさせていただきます。いやいや、同情ではありません、独自の世界を切り開く真理さんの歌唱は誰にも引けをとりません。






次回は「虹と雪のバラード」です。 以前に一度採り上げておりますので、今度で2回目になります。引き締めて参りましょう。どうぞ、お楽しみに!












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天地真理節

長くなりますから比較はしませんが、真理さんはスリーピーさんが言われる通り、独特ですね。真理さんならあっさり歌うと予想しがちですが、珍しく癖のある歌い方です。たとえば他の人が「忘れなぐさ――を」と素直に歌っているところを真理さんだけは「わすれなぐさァ~を」と歌っていて非常に印象的です。いわば「天地真理節」という感じですね。しかしテンポは速めで、メロディーラインを生かしながらそこに豊かな表情があります。特に3番の「よろこびのよろこびの」というところは真理さんしか絶対にできない表現になっていて、この部分だけとっても比較する人いはいないと私は思うのです。


プロフィール

スリーピー

Author:スリーピー
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真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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