花嫁




10月20日、本日のお題は、花嫁




アルバム単位で、真理さんの曲をご紹介する今回の企画、今、1972年9月21日発売のアルバム「虹をわたって」について、ご紹介しています。



真理さんの3枚目のアルバム虹をわたっての表裏表紙と、収録の構成は次のようです。

虹をわたって


A面

1  虹をわたって
2  ひまわりの小径
3  さよならをするために
4  美しい星
5  太陽がくれた季節
6  トンガリ屋根の教会へ

B面

7  この広い野原いっぱい
8  花と小父さん
9  花の首飾り
10 涙くんさよなら
11 花嫁
12 誰もいない海






さて、本日のご紹介は、このアルバムのB面の5番目の曲「花嫁」です。

この曲は、プレミアムボックスのDISC4の11番に当たります。





「花嫁」 - この曲をご紹介するに当たり、昨夜TBS系のテレビで放送された番組「解禁 秘 ストーリー」に出演された天地真理さんと、小柳ルミ子さんについて触れてみたいと思います。

テレビドラマ「時間ですよ」に出演しながらの歌手デビュー、その可愛らしさゆえにアイドルの道を駆け上がる天地真理さんに対し、「私の城下町」「瀬戸の花嫁」といった歌謡史上に残る名曲を残しながら、人気では真理さんの影に隠れる実力者・小柳ルミ子さんが40年という歳月を経て抱き続けてきた思いを吐露する番組でした。

この「花嫁」という題名から、小柳ルミ子さんを思い出し、その延長上で放映された昨夜のお二人の対話番組を拝見し、私が感じた事、それは「思い通りにならないのが人の世であり、そんな中にあってお二人は良きライバルとして対峙することが出来たことは素晴らしい出会いであったと」。

こんな偉そうなことを申し上げては、すぐさまお叱りの書き込みをいただきそうですが、この思いには理由がありますので、最後までお読み下さい。

去る10月10日に開催された「第5回 天地真理ファンの集い」でも、主催者のお計らいで、天地真理さんと小柳ルミ子さんについての比較の話がありました。小柳ルミ子さんは、宝塚芸術学校のご出身であるが故、厳しい芸能界という荒波を乗り越え、今日に至るまで、芸能人として歩み続けて来られました。そこには、若き日の天地真理さんに対して抱いた執念が大きく働いたでありましょうし、実力歌手として誇りが己の堕落を許さなかったものとお察し致します。

一方、天地真理さんは番組でもご紹介があったように、小学生の時からクラシックの発声を学んでこられ、そこで鍛えた喉を生かして、歌手デビューとなりました。ファンの集いで紹介された、オリコンの前身である新人発掘の番組で優勝者としてゲスト出演した真理さんが歌った「水色の恋」は身震いがするほどにお上手でした。上手い歌唱の素質をお持ちの彼女、その発声法だけが「しっかりしている」と誰からも褒められながらも実際には歌手としての評価は中以下であったように思います。ただその人気だけが先行して、冠番組を2年間も持ち続けるなど、真理さんにとってみれば嬉しい反面、自分の歌手としての能力が評価されたわけではなく、あくまでその可愛らしさだけが受けたもので、心残りであったろうとお察し致します。

ファンの集いの後で開かれた懇親会で、娘さんの真保さんとお話した内容の中に「天地真理さんの歌は、アルファー波を引き出す」という話題がありました。i-pod の中に400曲も天地真理さんの曲を入れているという方がおられたり、私は私で、携帯電話の中にプレミアムボックスが全部入っていて、出張の際は往復の4~5時間を真理さんざんまいなのですよ、とお話するなど、真理さん以外の歌手では考えられない、彼女の歌唱には癒し効果があり、何時間繰り返し聴いていても飽きが来ないという現実があります。真理さんの歌唱は、歌手生活の前半は若さに任せて精一杯の歌唱であり、後半は丁寧な歌い方で、誰の耳にも心地よい。そういった時期による、年齢による歌い方の違いはあるものの、どの曲においても飽きない、それはすなわち、彼女の声質に癒しの効果、アルファー波誘引効果があるように思えます。私は、真保さんに対し、そういった魅力をもったお母さんを大切に後世に伝えて欲しいとお願いしたのです。

私がこのお話をさせていただくのは、歌謡界の荒波を駆け抜けたお二人へのいたわりの気持ちと、お二人の芸術性の高さを賞賛申し上げたいという気持ちから始まっています。話の流れが、その当初の目的から外れていないか心配ですが、思い通りにならないまでも、小柳ルミ子さんと天地真理さんとは、良きライバルとして、切磋琢磨されてこられました。このことはお二人にとって掛け替えのない出来事であり、貴重な出会いであったことでしょう。その意味で私は、小柳ルミ子さんが世に出された名曲の数々を尊敬のまなざしをもって拝聴すると共に、天地真理さんのその癒しの力をもつ歌唱を隅の隅まで、皆さまにご紹介し続けて参ろうと決心しています。





さてさて、本題から大きく脱線してしまいましたし、前置きが超長くなってしまいましたが、本日のご紹介は「花嫁」でした。


この曲は「はしだのりひことクライマックス」という4人のグループによるものがオリジナルです。端田宣彦さんがマヨネーズの坂庭省悟さんに、藤沢ミエさん、中嶋陽二さんを加えて、クライマックスを結成されました。




作詞: 北山 修
作曲: 端田宣彦・坂庭省悟
編曲: 青木 望


花嫁は 夜汽車に乗って とついでゆくの
あの人の 写真を胸に
海辺の街へ
命かけて燃えた 恋が結ばれる
帰れない 何があっても
心に誓うの

小さなカバンにつめた 花嫁衣装は
ふるさとの丘に咲いてた
野菊の花束
命かけて燃えた 恋が結ばれる
何もかも 捨てた花嫁
夜汽車に乗って
夜汽車に乗って


作詞家の北山さんは、本当に多彩なお方であり、精神科医としてだけでもお忙しいのでしょうに、芸術の分野にも能力を発揮しておいでです。本当に才能の塊のような方だったんですね。

端田宣彦さんと言えば、小柄な方で、確かウイスキーのコマーシャルで、地に足の着かない役を演じておられました。しかしながら、音楽に対する好奇心は旺盛で「ザ・フォーククルセダーズ」で『帰ってきたヨッパライ』を世に問い、「はしだのりひことシューベルツ」で『風』という有名な曲を世に送り出し、この「クライマックス」では『花嫁』でメガヒットに至りました。

端田宣彦さんの熟年パワーにも驚かされます。今、音楽界を沸かせているおじさんの部類に属する方たちの中に、端田宣彦さんやみなみこうせつさんらがおいでになります。年老いてもお若い、老青年とでも呼びましょうか。私のような老年も見習って、元気に元気に前向きに参りたいと思います。






このような背景をご理解いただいた上で「花嫁」という曲をご紹介して参りましょう。


まずは「はしだのりひことクライマックス」によるオリジナルです。この曲のもう一つの魅力は、軽快なイントロです。このイントロを聴いていると、踊り出したいようなそんな衝動に駆られるスリーピーです。

それでは、SK3776 さんの作品でどうぞ。






今日のスリーピーはいつもと違うようです。この曲のせいでしょうか、もう一回聴きたくなりました。この syouwaage さんの作品は、青空だけ、という趣向なのですが、これが何とも「花嫁」にぴったりで、忘れられないのです。済みませんが、もう一回お聴き下さい。






続きましては、はしだのりひこさんのソロです。この曲は彼にとっては、彼の一生で最大の財産なのでしょう。感慨を込めての歌唱は、心に残りますね。MarineBlueSky さんの作品です。






さあ、ここからはカバーされた方々の歌声ですが、これまた、はしだのりひこさんの登場で済みません。坂本冬美さんとのコラボです。冬美さんのフォークも悪くないな、と思いました。MarineBlueSky さんの作品です。お聴き下さい。






続きましては、おなじみの桑田佳祐さん。自由に自由に、こんなのもいいですね。途中の笑いも彼ならば許されそうです。hironobu05 さんの作品です。






そして、トリは天地真理さんです。「花嫁」にちなんで、白い花を集めてみました。真理さんのお声が素晴らしいですね。ワンコーラスです。

[花嫁]

 []




私にとっても大好きな「花嫁」という曲の夢の競演でした。お聴きになって如何だったでしょう?

藤沢ミエさんのお声も、坂本冬美さんのお声ももちろん素晴らしいのですが、どうしても真理さんのあの透き通るような声には背くことができません。どうしてあんなに伸びやかなお声が出るのでしょう?真理さんの声に完敗のスリーピーでした。

真理さんに1票!





さて次回は、B面の最後の曲「誰もいない海」です。

どうぞ、気長にお待ち下さい !







皆さま、『天地真理 オリジナルカレンダー2011』ってご存知ですか?



真理さんの娘さんである、青木真保さんがデザインされた手作りのカレンダーです(印刷は業者さんです)。


お母さんである天地真理さんをサポートなさると宣言された真保さん。その活動の手始めとして真理さんを題材にしたオリジナルカレンダーに挑戦です。

まだ舞台復帰に間のある真理さん。そんな真理さん真保さん一家を皆んなの力で支えて参りましょう。



ご紹介するカレンダーはこんな外観です。

まりカレ1

まりカレ2

   まりカレ3


どうです、素敵でしょう?真保さんの愛情がいっぱい詰まってます。

お申し込みは、直接、真保さんのブログまでどうぞ(下の青文字をクリック)。急がないと売り切れますよ。ご注意あれ!


MAHO☆Style







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Re: 正確を期しますと。

Shiolabo さま 皆さま

いつも有難うございます。

今回の記事は、少し熱くなり過ぎました。反省しております。

書いた内容について、どなたかに叱られるのではとビクビクしておりましたが、今のところ大丈夫のようです。でもいつか嵐が襲来するという前提で、真理さんに迷惑が掛からないよう、今後は少し大人しくしようと思います。

真保さんが、お母さんのイラストを描き、彼女のデザインによるカレンダーを発売されました。英語の単語の間違いを指摘されたりと、色んな人に助けられて、お母さんをサポートして行く姿は、微笑ましい限りです。至らない点は直せばよい。まだ若い真保さんを皆さんで支えて参りましょう。私からもお願い致します。

正確を期しますと。

 番組をご覧でない人のために正確を期しますと、真理さんの発言内容は以下のようになります。

 まず、レッスンルームのソファーに腰掛け、インタビューアーを前にして、「本当は何の病気でもなくって、もう辞めたかったんですよ。……辞めたかったというか、疲れちゃったんですよね。……疲れちゃったから休みたかった。……」
 次に場面は移動して、国立音大附校舎のとある教室へ。そこでルミ子との再会を果たす。泣き顔になりながら、「……いろんなことあったけど、ファンの人、辞めたくなっちゃったりしてごめんなさいね。……でもあたし、今日デビュー(☆)して……これからもがんばります。……どうもありがとうございます。……」
 それを聞いたルミ子の反応、「茫然自失」というのはいささか誇張、しばし絶句といった様子です。
(☆ この番組が収録された10月1日は真理さんが「水色の恋」で歌手デビューした記念日だった。)

 ふと思い出しましたけど、先日のファンの集いで真理さんから「CBSソニーと渡辺プロダクションにはいまでも感謝しております。」との発言がありました。当方はそれを聞いて、しばし絶句。当時の苛酷な労働事情を知れば知るほど、この感謝の言葉の重みをあらためて反芻せざるを得ません。

 スリーピーさん、まもなくアクセス10,000回を突破しますよ。よろこぶべきことですよ。

 当方はこれにて当分の間休養したいと思います。
 精神的にも肉体的にも休養が必要となりました。
 先日の集いもかなり無理を押しての参加でした。
 多くの収獲があり、実に有意義なものでした。
 お送りした書籍はブログ連載に役立てていただければ幸いです。
 ご質問等ありましたら、ご遠慮なくメールにてお尋ねください。
 それでは、ますますのご活躍を期待しております。

 

1977年1月の真相。

 アクセス数急増で不眠症になりそうだという Mr. Sleepy らしからぬうわさが聞こえてきたけど、ちゃんと眠れましたかな。

 10/19の放送で真理さん、1977年1月をふりかえりはっきり証言していました、「ほんとうは病気じゃなくってなんでもなかったの。……ただもう疲れちゃって、なにもかもいやんなっちゃったの。……ファンのみなさん、ほんとにごめんなさい。」。これを聞いて、しばし茫然自失するライバル・ルミ子。
(手前味噌ですが、このブログの本年4月4日「二月の風景画」への当方の書き込み「いわゆる<病気>について」ご参照のこと。)

 真理さんが元気潑剌であることは、先日の集いでファンはすでに確認済み。分厚い眼鏡かけて地道にレッスンに励むお姿はさらなる好印象を与えました。<泣き顔真理ちゃん>もテレビ画面では初めてのものなのでは。

 それより当方、番組で同時に流された岡田有希子関連の映像を観て、どんよりしています。サンミュージックの専務がせせら笑いながら当時を語っていた。この人物、自殺直後に梨元レポーターの直撃取材を受けたときも至極平然と受け答えしているのです。なぜあのようなときに目を離したのか。それに(梨元氏取材時ですら)、事務所の人間がなぜ下に下りてこようとしなかったのか。遺体は路上に放置されたままだった……。
 つまり、ひとつの<商品>が惜しいことに壊れてしまった、といった程度の認識しかなかったのです。「3年間だけお預かりします」と言って連れて来きておきながら、生きて返すことができなかった。享年十八。まだほんの子どもです。当方は最後になったシングル「くちびるネットワーク」ぐらいしかなじみがありませんが、芸能界の暗黒を連想せずに聴くことはできません。

 真理さんも死活すれすれのところを非常手段で脱出したのです。
 1977年1月。ごめんなさいどころか、こちらから、「ありがとう、がんばりましたね」、と声をかけなければならないことなのです。


 
プロフィール

スリーピー

Author:スリーピー
真理さんを応援するブログへようこそ!

真理さんは、私の姉のよう。
私はそんな おっちょこちょいな姉を想う、おせっかいな弟かな。

このブログでは、皆さんと彼女の真価をお伝えして参ります。

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